+αな暮らし

メーカーでインハウスのファシリティマネジャーとして建築・不動産に関する仕事をしています。このブログでは建築・不動産・施設管理系の資格挑戦についてと、革製品を始めとした愛すべきプロダクトについて書いています。

自宅マンションの地震保険

私は10年前に中古で購入したマンションに住んでいる。

購入時、不動産仲介業者が薦めるまま、あいおいニッセイ同和損保の住居建物総合保険に入った。

保険の内容としては、火災保険が153,040円、地震保険が23,160円、合計176,200円を一括で支払っており、保険期間は火災保険が36年間、地震保険は5年間となっている。

火災保険はあと26年有効だが、地震保険については5年毎に更新する必要があり、この度、更新の案内が不動産仲介業者から届いた。

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新しい保険料は何と61,660円!バカ高!

5年前の更新時の金額は覚えていないが、初回時の23,160円から比べると3倍だ。

 

さて、ここで地震保険の更新をどうするか…という問題となる。このまま更新するのか、違う保険を探すのか、それとも地震保険自体をやめてしまうのか。

地震による被害をどう考えるかだが、そもそもマンションなので、躯体に関する部分は組合で保険に入っているだろう。そうすると室内の占有部分の被災となるが、新耐震基準の鉄筋コンクリート造のマンションで占有部分が大ダメージを受けることはそうそうないと考えている。

立地的にも埼玉ということで、首都直下地震の影響を受けそうだが、とは言え、武蔵野台地という強固な地盤上に位置しており、立地は悪くない。

さらには、「お金の大学」という本によると、地震保険は全損・大半損・小半損・一部損の4段階で判定され、マンションの場合はほとんどの場合、一部損で判定されるそうだ。そうなると支払われる保険金は5%となり、私のマンションの保険金は建物500万円、家財50万円の評価なので、そのわずか5%となる。

ううむ… 高い保険料、支払われる保険金の少なさ、構造的にも立地的にもリスクが低いとなれば、もはや地震保険を更新する意味はないだろう。

と言うか、最初から入っている必要なかったな。無駄な保険金を払ってしまった。

 

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