+αな暮らし

メーカーでインハウスのファシリティマネジャーとして建築・不動産に関する仕事をしています。このブログでは建築・不動産・施設管理系の資格挑戦についてと、革製品を始めとした愛すべきプロダクトについて書いています。

消防設備士 乙六 更新講習受講

今日は消防設備士の更新講習を受講してきた。


この消防設備士という資格は、消火器やスプリンクラー設備などの消火設備、自動火災報知設備などの警報設備、そして救助袋などの避難設備について、設置工事や点検整備を行うことができる国家資格になる。


また、一概に消防設備士と言っても下記の通り、いくつか種類がある。

【甲種】

  • 甲種第一類 - 屋内消火栓設備、スプリンクラー設備、水噴霧消火設備、屋外消火栓設備
  • 甲種第二類 - 泡消火設備
  • 甲種第三類 - 不活性ガス消火設備、ハロゲン化物消火設備、粉末消火設備
  • 甲種第四類 - 自動火災報知設備、ガス漏れ火災警報設備、消防機関へ通報する火災報知設備
  • 甲種第五類 - 金属製避難はしご、救助袋、緩降機
  • 甲種特類 - 特殊消防用設備等

【乙類】

  • 乙種第一類 - 甲種第一類と同じ
  • 乙種第二類 - 甲種第二類と同じ
  • 乙種第三類 - 甲種第三類と同じ
  • 乙種第四類 - 甲種第四類と同じ
  • 乙種第五類 - 甲種第五類と同じ
  • 乙種第六類 - 消火器
  • 乙種第七類 - 漏電火災警報器

甲種と乙種の違いは乙種は点検のみで甲種は工事が出来るという違いがあり、種類に応じた消防設備の整備及び点検をすることができる。

 

ちなみに、私は乙種六類の消火器だけ持っている。社命で止む無く取らされた資格だ。この乙六の消火器にのみ甲種が無い理由は、消火器には工事が発生しないから。


さて、消防設備士の免状の更新期間だが、まず免状の交付を受けた日以後における最初の4月1日から2年以内に受講する必要がある。以後、受講を受けた日以後における最初の4月1日から5年以内毎に講習を受けることになる。

 

私は今回2回目の更新講習で講習会場は浦和にある埼玉県民健康センターだった。

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会場は埼玉県庁の向かいになる。

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写真は埼玉県庁だが、まるで工事中かのようだ。しかし、よく見たら足場ではない。意匠的なものだ。


消防設備士の受講手数料は7,000円。テキストが配られるのでその代金が含まれている。

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講習は午前中に「法令関係」、午後「技術関係」、そして最後に「効果測定」を受けて終了となる。

 

効果測定は6問で、四択問題となる。仮に0点でも免状の更新に差し障りはない。私は一応6問中5問正解だった。ほぼ当てずっぽうだったが、私の勘はどうでもいい時に冴え渡る。

 

新しい免状は講習終了後、すぐに配られる。

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※顔写真含めて個人情報は全て消しています。


今回の更新では顔写真は古いままだった。10年間は最初の写真を使い続けるようだ。次回の更新時に書き換えとなる。


正直、個人的には要らない資格だが、会社で取らされたものなので失効させる訳にもいかず、仕事と割り切っている。

 

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