+αな暮らし

メーカーでインハウスのファシリティマネジャーとして建築・不動産に関する仕事をしています。このブログでは建築・不動産・施設管理系の資格挑戦についてと、革製品を始めとした愛すべきプロダクトについて書いています。

重要事項説明と売買契約

本日、大雪のなかマンションの売買契約を締結してきた。☃️

 

契約を締結した場所は、仲介している不動産業者の事務所となる。その事務所まで歩いて5分くらいで行けるので、大雪でもさほど苦ではないが、オーナーは電車を乗り継いで来るので大変だっただろう。

 

10時からスタートして、まずは「重要事項説明」から始まった。

 

私も宅建を持っているが実務経験皆無なので、今日の重要事項説明(以下、重説)はこういう感じなんだと大変参考になった。ちなみに重説は宅建主任者の独占業務なので、宅建資格を持っていないと出来ない。

 

重説の内容はだいたい下記の流れで、基本フォーマットに沿って説明する感じだった。

  • 宅地建物取引業者
  • 説明をする宅地建物取引主任者
  • 取引態様
  • 供託所に関する説明
  • 売主
  • 不動産の表示等
  • 都市計画法・建築基準法の法令に基づく制限の概要
  • 私道の負担に関する事項
  • 当該宅地建物が造成宅地防災区域内か否か、土砂災害・津波災害区域内か否か
  • 建物についての石綿使用調査結果の記録に関する事項
  • 建物の耐震診断に関する事項
  • 水・ガス・電気の整備状況
  • 建物又はその敷地に関する権利及びこれらの管理・使用に関する事項
  • 代金・交換差金及び地代に関する事項
  • 代金・交換差金以外に授受される金銭の額及び授受の目的
  • 契約の解除に関する事項
  • 損害賠償額の予定又は違約金に関する事項
  • 手付金等保全措置の概要
  • 支払金又は預かり金の保全措置の概要
  • 金銭の貸借に関する事項

時間は一時間くらいかかり、途中で眠くなったのは言うまでもない。

 

その後、オーナーが来られて「売買契約書」の読み合わせと「設備表」の現況確認を行い、最後に全ての書類に実印にて押印し、無事契約終了となった。

 

その流れで、保険についての説明も少しあり、重要事項説明〜売買契約、保険説明でトータル3時間ほどかかった。

 

最後に書類関係を一冊のファイルにまとめて貰い受け取った。(写真は裏側となる。表側は不動産業者名が入っているので…)

f:id:k-est:20180913083353j:image

なかなか立派なファイルだ。

 

次回以降の予定は、来週末に銀行へ行き、住宅ローンの「本契約」と「決済・引渡日」になる

決済・引渡日は今月の20日にしたので、銀行でもう一度オーナーと鍵の受け取りなど最後のイベントがある。と言っても既に賃貸で私が住んでいるので、オーナーが持っている鍵を返してもらうだけとなる。

 

契約後に近くの喫茶店にて一服。☕️

f:id:k-est:20180913083515j:image

 

【プロフィール紹介&当ブログについて】