どうもESTです。
2018年初めての革靴紹介。今回は高級紳士靴ブランドとしてジョンロブと双璧を成す「Berluti ベルルッティ」の登場です。
ベルルッティの靴は初登場なので、まずはブランドの紹介からします。
ブランドの起源
イタリアの指物師だったアレッサンドロ・ベルルッティが、靴作りを学んだ後、サーカス団の靴や道具類を作りながらヨーロッパ各地を回ってパリに到着。1895年に紳士靴工房を開いたところに遡ります。アーティスティクな雰囲気の靴が、ジャン・コクトー、エディット・ピアフフ、ランソワ・トリュフォー、アンディー・ウォーホル、イブ・サンローランなどの著名人を魅了しました。
ブランドの変革
創業一族の4代目、アートディレクターに就任したオルガ・ベルルッティがブランドを改革。これまでタブーとされてきた色使いなど、女性ならではの斬新なアイデアを取り入れます。これまでの色使いの質をキープしつつ、グレー、黄色、緑などこれまでにないカラーを使用し、これらの彩色技術は「パティーヌ」と名付けられました。月の色の移りかわりにインスピレーションを得て考案した、深みのある色彩表現と高く評価されています。現在はルイ・ヴィトンを傘下に置くLVMHのグループに属しており、王道のジョンロブ パリに対し、芸術のベルルッティとでも言いましょうか。フランスを代表するブランドであることは間違いありません。
そのベルルッティから今回ご紹介するのは「ESPRIT DE LA COUTURE エスプリ ド ラ クチュール」です。
うーむ。文句なしにカッコいい。
このカクカクっとしたデザイン、なかなか他のブランドでは表現できませんよ。
ちなみに、上の写真、シューツリーをしっかり入れていません。サイズは6で私本来のサイズと合うハズですが、一日中履いていると指も踵も結構痛くなってくるんです。泣
そのため、シューツリーを浅く入れて少し突っ張り気味にしてあります。気休め程度ですけどね。
柔らかな履き心地はマッケイ製法ならではです。ソールはラバーなので耐久性ありそうです。
ツルっとしたソールですが、ラバーなので滑りません。路面が濡れている場合は不明ですが、そもそもそういう路面コンディションでベルルッティはそうそう履かないと思います。
アイレットは5つ。ここは標準的です。カラーはNEROをベースにパティーヌされており、ビジネスシーンでも履けます。実際、私は先日この靴で不動産の売買契約をしてきました。
インソックシートはつま先まで一枚モノのフルソックで、ライニング共々見るも鮮やかなグリーン。専用シューツリーも同色で塗られています。
デザイン、カラーとも所有するベルルッティの靴の中でもトップクラスに気に入っているのですが、サイズをもうハーフサイズ大きいのにすれば良かったです。その内、沈んできて合うかも知れません。
以上、ベルルッティからESPRIT DE LA COUTUREでした。
それではまた👋