今回紹介する革靴は Berluti ベルルッティのホールカットシューズである「Alessandro アレッサンドロ」だ。
ちなみに、今までこのブログで何足の革靴を紹介したか数えてみたら今回で56足目だった。
それでは早速、アレッサンドロを見てみよう。
カラーは黒系のパティーヌが施されたネロ。使いやすい色だ。
アレッサンドロという名前は、ベルルッティの創業者の名前からきている。創業者のアレッサンドロ・ベルルッティが1895年に紳士靴工房を開いたのがベルルッティの始まりとなる。創業者の名を冠したアレッサンドロはローファーのアンディと並んでベルルッティのアイコン的存在といえるモデルだ。
アレッサンドロはラストの違いや製法の違い、カリグラフィーの有無など様々なモデルが存在し、3アイレットが特徴的なホールカットのモデルだ。
ソールはラバー。以前このブログでご紹介したことがあるカリグラフィ入りのダービーシューズやエスプリもこのソールだった。滑らず耐摩耗性に優れている。
インソックシートはパープル。他のブランドではなかなかパープルは見ないので、ベルルッティならではと言える。
タンの裏には手書きでサイズと品番が書かれている。サイズは6。私の足にピッタリだ。
シューツリーはラスト違いを使用している。手持ちでデムジュール用のツリーが余ってなかったので写真のツリーで代用している。その内デムジュール用のツリーに差し替えたい。
上の写真はデニムだが、黒系のホールカットなのでスーツでもバッチリいける。なかなか使い勝手の良い靴だ。
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