今回はParabootのAVIGNONを紹介したい。
それもノーマルのアヴィニョンではなく、イタリアの老舗高級紳士ブランドErmenegildo Zegna エルメネジルドゼニアとのコラボレーションモデルだ。
それでは、早速届見て行こう。
カラーはガーネットという名の濃いめのバーガンディとなる。カッコいい。
ラストは194。パラブーツ定番の木型でノーズは長めで、シャンボードの比べると多少すらりとしたドレッシーな印象を受ける。
また、今回紹介するアヴィニョンは通常モデルとは履き口の素材が違う。
そう、通常であれば履き口まで革だが、このゼニアとのコラボモデルは、履き口にゼニアの最高級ウールであるトロフェオが施されているのだ。なんとも艶やかで高級感がある。カッコいい。
アッパーの革質は、リスレザーとなる。この革は非常に多くのオイルを含ませたカーフで、一般的な皮革よりも撥水性に優れるという利点がある。
そして何と言っても目を引くのが、ノルヴェージャン製法による堅牢な見た目だろう。
アッパーはウェルトによってソールに固定されており、2本の縫い目が見える。この堅牢な縫製技術により、パラブーツの靴は耐久性と防水性に定評がある。
ソールについては通常のアヴィニョンで採用されているグリフソールではなく、マルシェソールとなる。カッコいい。
インソールはパラブーツとゼニアのダブルネームとなる。
サイズは6。私の足は24.5cmなので、ジャストサイズと言えるだろう。
このゼニアとのコラボで生まれたアヴィニョンは2019年9月に発売されており、当時の定価は税抜75,000円となる。それをオークションで未使用品を45,000円で購入したのでお買得と言えるだろう。
また、付属品も、専用箱、専用保存袋、替え紐、靴べらと揃っている。シューツリーが無いが、ちょうど手持ちでサイズの合うツリーが余っていたので入れておいた。
今からデビューが楽しみな靴である。
《2023.11.14追記》
シューレースが解けやすいタイプだったので、MOND SHOELACEの丸紐へ交換した。
靴に合わせて、シューレースの色をボルドーにしたが、想像より明るい色だった。シューレースが存在感を出し過ぎているな。。
まあ、しばらくこれで履いてみる。
【プロフィール紹介&当ブログについて】