+αな暮らし

メーカーでインハウスのファシリティマネジャーとして建築・不動産に関する仕事をしています。このブログでは建築・不動産・施設管理系の資格挑戦についてと、革製品を始めとした愛すべきプロダクトについて書いています。

2023年(令和5年)一級建築士 設計製図試験 復元図 作成

昨日受けてきた令和5年度 一級建築士 設計製図試験の復元図に取り組んだ。

復元図作成に要した時間は2時間50分。

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改めて復元図を見直してみると、北側斜線を書けなかったこと以外に色々ミスが発覚した。

反省の意味を込めて下記に列記していく。

 

  • 一般開架スペースの高天井部分の竪穴区画、2階の防火設備記入漏れ致命傷
  • 断面図に北側斜線未記入 ※北側の敷地のヘリアキを4m確保したのでクリアしてはいる
  • 道路斜線、2A35m以内の断面図だったところを緩和なしの6mで計算してしまった。
  • 乳幼児連れに配慮した室の未設置 → 1階のサービスカウンターを半分の大きさにして、トイレの並びに幼児用便所や授乳室を設けるだけで済んだ。
  • 閉架書庫が小さ過ぎた。蔵書数9万冊とすると、集密書架の収蔵量400冊/m2で計算すると、230m2必要。
  • 2階の便所が小さ過ぎた。→ サービスカウンターを縮めて、その分、便所を大きくするべきだった。

 

北側斜線を描かなかったのは、北側斜線の内容を覚えていなかったからどうしようもないが、それ以外は、ちょっと気を付ければ、どれもこれも手直し対応が可能だったものばかり。。

 

悔やまれる。

 

《2023.10.10追記》

復元図を写真に撮り、建築士塾の塾長へメール送信したところ、道路斜線がアウトという指摘が… 塔屋1/8以下緩和でかわしていると思いきや、太陽光パネルや設備スペース等の面積も加算して1/8以下でないと緩和されないとのことだ。あとからテキストを読み返してみると、確かに書いてあったが、完全に理解の外だった。北側斜線や竪穴区画に続いて止めを刺された感じだ。

 

来年、いわゆる角番だが、今のままでは合格するビジョンが到底描けない。

 

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