+αな暮らし

メーカーでインハウスのファシリティマネジャーとして建築・不動産に関する仕事をしています。このブログでは建築・不動産・施設管理系の資格挑戦についてと、革製品を始めとした愛すべきプロダクトについて書いています。

一級建築士 設計製図試験当日

朝7時起床。夜中に3回くらい目が覚めたが、すぐにまた眠りについたので、寝不足感はない。

朝ごはんは妻がおにぎりを握ってくれた。具はゴマ昆布と梅干し。それに昨日の晩ごはんの残りのおかずを温めて食べた。試験は11時から17時半までぶっ続けなので、お昼ごはんは食べない予定だ。念のためウィダーインゼリーを一つだけ持っていく。

 

天気は曇り。今日の最高気温は21℃と涼しい。なんとか雨も降らなそうだし、試験日和と言えるだろう。長袖Tシャツ&ジーンズスタイルに薄手のウインドブレーカーを羽織り、8時45分に家を出た。

試験会場となる芝浦工大 大宮キャンパスへは、宇都宮線の東大宮駅を使うことになる。東大宮駅へは9時42分に着いたが、ここから芝浦工大までは歩いて20分くらいかかる。昨年は重い製図板を抱えていたが、今年は鞄一つなので、まったくもって問題ない。10時に芝浦工大へ到着。

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そして11時試験開始。

今年も床面積の指定はない。まあ、これは想定範囲。想定外だったのは管理部門の要求室が荷解き配本スペース以外ほぼ無いことだ。マジで?

とりあえず事務室、事務員用の給湯室、トイレ、図書作業室などを計画しておいた。それと断面図に北側斜線を描くことになっている。ヤバい、北側斜線は完全に盲点で描き方を覚えていない… この時点で若干パニック気味になるが、それでも北側斜線のことは後回しにし、なんとかエスキースを2時間で終えることができた。

 

その後、計画の要点へ。全く分からないという問題は無かったが、問1に補足図記入欄があり、「当該事項に対する考え方を図やイラストにより補足してもよい。」となっていたため、時間節約でとりあえず図やイラストは何も書かずにしておいた。作図が完了し、余力があったら何かしら描いておこう。

問1の補足図以外の計画の要点が終わった段階で13時50分。ほぼ目標タイムで推移している。

 

そして作図に突入。作図は比較的順調に進み、3平面図を描き終えた時点で面積表も記入し、残すところ断面図のみとなった。この時点で16時半。試験終了まであと一時間。唯一残った断面図の作図開始。今回の断面図は道路斜線と北側斜線を描くことになっており、北側斜線の描き方が分からない問題を引きずったまま、断面図の作図を進めていった。そして断面図が一通り完了し、あとは道路斜線と北側斜線を描くだけとなった。とりあえず道路斜線を計算し、いざ断面図に斜線を引こうと思ったところで、断面図を逆に描いていたことに気がついた。最初から解答用紙に印刷されていた道路境界線と隣地境界線の位置が反対だったのだ。試験終了まであと35分。一気に血の気が引く。一瞬諦めかけたが、諦めるわけにはいかない。残り時間35分で、ほぼ描き終えていた断面図を消しゴムで全消しし、超特急で描き直した。20分弱で何とか描き終え、道路斜線まで描くも、やはり北側斜線が分からない。どんなに考えたって分からないものは分からない。断面図に北側斜線を描くのは諦めた。描かなかったことにより一発不合格か、それとも減点で済むのかは正直分からない。

断面図の描き直しが発生したせいで、最後のチェック時間もあまり取れなかったし、計画の要点の問1の補足図を描く時間も無くなってしまった。

 

今年も厳しい結果になりそうだ。

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