+αな暮らし

メーカーでインハウスのファシリティマネジャーとして建築・不動産に関する仕事をしています。このブログでは建築・不動産・施設管理系の資格挑戦についてと、革製品を始めとした愛すべきプロダクトについて書いています。

2022年度 一級建築士 設計製図試験 勉強記録Part.1(通信添削講座「製図試験.com」前半戦:1月〜7月編)

2022年度の一級建築士 設計製図試験を受けてから早一週間。だいぶ気持ちも落ち着いてきた。

 

現時点で不合格なのがほぼ確定しているため、来年に向けて早めに動き出す必要がある。そのケジメとして、今年一年間の製図試験の勉強記録を残しておきたいと思う。

 

長いので前半戦(1月〜7月)、後半戦(7月〜10月)に分けて記事を書くことにする。

 

製図初受験となる今年は通信添削講座の製図試験.comを利用したので、製図試験.comでの試験対策、課題取り組み状況がどんな感じなのか知りたい方の参考になれば幸いである。

 

【CONTENTS】

 

はじめに

学科試験については、昨年、WEB講座のSTUDYingを活用し無事に合格したが、製図試験は受けなかった。パスした理由は準備不足によるものと学科が受かっているかギリギリのラインだったこと。そのため、今回が製図初受験となる。

(学科試験の勉強記録です。ご興味のある方は上記リンクからご覧下さい)

 

2022年1月

製図試験.com申し込み

製図試験は独学では厳しいため、資格学校に通うか通信講座で乗り切るかの二択になる。

 

N学院やS学院などの資格学校は費用が60万円〜100万円と高額で、また、決められた時間を拘束されるのも自分のスタイルに合わないため、通信添削講座を利用することにした。

 

数ある通信添削講座の中から私が選んだのは前述の通り製図試験.comになる。

(製図試験.comに申し込みをしたときの記事です。ご興味のある方は上記リンクからご覧下さい)

 

BAND登録

製図試験.comに申し込みするとBANDというグループコミュニケーションアプリに登録するようメールが届く。

 

製図試験.comは先生とのやり取り、資料の配布などはこのBANDを通して行われる。添削課題のように郵送で送られてくる事もあるが、通常の配布物はBANDにアップされたものを自分でダウンロードし、必要に応じて印刷することになる。

 

BANDはパソコンでもスマホでも見ることができ、スマホ上でのBANDの画面はこんな感じとなる。👇

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初めてBANDを使ったので最初は戸惑ったが、慣れると先生からの連絡やアドバイスだけでなく、他の受講生の質問なども見れるので、非常に便利なツールだと思う。

 

エスキーステキスト熟読&オンライン動画学習Udemy視聴

製図試験.comに申し込みをして数日、申し込み時に注文していたテキスト「ステップで攻略するエスキース」が送られてきた。

まずはこのテキストに目を通しつつ、1月8日に開催された「製図試験.com キックオフミーティング」のオンライン動画を視聴した。

 

そして1月10日からオンライン動画学習プラットフォーム「Udemy(ユーデミー)」での学習を開始。ちなみにUdemyは下記講座で成り立っている。

  • Udemy エスキース合格基礎講座

  • Udemy 合格基礎講座 作図編

  • Udemy 合格基礎講座 要点・基礎知識編

 

エスキース編の動画に関してはテキストを見ながら動画を視聴するやり方が一番しっくりくるだろう。

 

Udemyに取り組んでいる途中で自己分析課題を始めることになり、その後、3月中旬までUdemyでの学習は放置してしまった。

 

自己分析課題 トライ

1月17日に製図試験.comから自己分析課題が送られてきた。

 

自己分析課題のテーマは「屋上庭園のあるコミュニティセンター」となる。まずは一度エスキース〜作図までやってみて、自分の課題を見つけようって事のようだ。

 

初めてなので前述の「ステップで習うエスキース」テキストを見ながら少しずつエスキースに取り組んだ。

 

その結果、製図試験.comで推奨しているエスキース時間(2時間)に対し、4時間40分かけてエスキースが完了した。

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作図については製図試験.comのBANDから過去の作図例をダウンロードし、それを見本としながら作図してみた。

 

結果、作図時間は7時間10分に及んだ。

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描き終わってから改めて見直すと、指定された面積に足りてない部屋や、PC梁で飛ばすつもりで2Fの柱を描かなかったのに3Fでは柱を描いてしまったりと上下階で整合性が取れていないとこなどが散見される。まあ初作図だから仕方ない。

 

1月まとめ

  • エスキース:1回
  • 作図:1回

 

2月

自己分析課題セミナー動画視聴

2月は自己分析課題の解説セミナーの動画視聴から始まった。セミナーは3回開催されオンラインで参加することが出来るが、そもそも自分の作図が終わってなかったので作図を優先し、セミナーは後から録画データを視聴した。

 

作図トレース

自己分析課題をやってみて、エスキース、作画、計画の要点、全てにおいて課題ばかりということを改めて認識(最初から分かっていたことだが…)し、まずは作図に慣れるところから始めることにした。

 

作図に慣れるための手法としてパッと思い付くのが作図トレース。自己分析課題の時に参考にしていた過去の作図例をトレースしてみることにした。

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  • トレースタイム:3時間55分

 

単純に手が遅いというのもあるが、作図の順番が分からない。まず基準線を書いて、柱を描く。ここまではなんとなく分かるが、その先がよく分からない。

 

そのため次は作図手順をちゃんと学ぶ必要があると考え、市販テキストの「一級建築士 製図試験 独学合格テキスト」を使いながら作図手順を意識したトレースをしてみることにした。

 

製図作成手順習得に向けた作図トレース

テキストでは平成29年度の「小規模なリゾートホテル」の課題を使い、ステップ1からステップ10までの10段階に分けて作図の手順を解説している。

テキストで推奨している手順

  • ステップ01:基準線(グリッド線)
  • ステップ02:柱、寸法線
  • ステップ03:外壁仮線、バルコニー、吹抜け
  • ステップ04:コア(階段・エレベーター)
  • ステップ05:内壁、外壁、便所、指定室
  • ステップ06:外構
  • ステップ07:断面図
  • ステップ08:寸法、面積表
  • ステップ09:室内レイアウト、什器備品
  • ステップ10:室名、面積、書き込み

 

早速、テキスト通りにトレースを実施。

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手順重視なのでタイムは度外視し丁寧に描いた。その結果、タイムは6時間15分かかった。

 

丁寧に描いただけでなく、このテキストの図面が単純に難しかった。書き込み量も凄いし… あくまでもテキストの見本であって実際の本番試験では3時間で描き上げるためにもっと雑になるし書き込みも少なくなるのだろうが、まずは作図手法、手順を覚えないと話にならない。

 

自己分析課題 見本解答例トレース

製図試験.comから自己分析課題の見本解答例が送られてきたので、さっそくトレースしてみた。

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見本解答例だけありパッと見でシンプルにまとまったプランだと思う。

 

自己分析課題(2回目)トライ

自己分析課題の1回目は製図試験.comに送らなかったので添削して貰えなかったが、同じお題で第2回目募集をするという事なので、改めて取り組んでみた。

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2回目ということもあり、1回目よりまともなプランになった。

 

見本解答例のトレースをした後だったので、何となく見本解答例のプランに引っ張られた感は否めない。タイムは、

  • エスキース:2時間30分
  • 計画の要点:50分
  • 作図:4時間20分

合計7時間40分。1回目よりはさすがに短くなった。

 

2月まとめ

  • エスキース:1回
  • 作図:4回

 

3月

オリジナル基本課題 トライ

製図試験.comの先生がコロナに感染し、自己分析課題(2回目取り組み)の添削戻しは時間がかかりそうな感じだったため、製図試験.comのオリジナル基本課題「保育所部門のあるコミュニティセンター」に自主的に取り組んでみた。

 

自己分析課題より難度を上げた感じの課題だった。

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  • エスキース:3時間
  • 作図:4時間

合計7時間。計画の要点はパスした。

 

自主練のため、添削には回さないので描いて終わりとなる。

 

自己分析課題(2回目)添削戻し

3月20日、2月末に送っていた自己分析課題(2回目取り組み)が添削され戻ってきた。

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判定はA−。

13項目ほど指摘事項があり、色々赤ペンが入っていたが、意外にも高めの判定だった。気になっていたポスト柱はおすすめしない、との事なので、次から使うのをやめることにする。

 

オンライン動画学習Udemy取り組み(再開)

基礎を固めていこうと1月から放置していた「Udemy」による動画学習を再開した。

 

製図試験.comの先生による解説動画になるが、ゆっくり喋るので1.25倍速で聞くとちょうど良い感じになる。各セクション、単元毎にポイントをノートにまとめながら進めていった。

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Udemy エスキース合格基礎講座、合格基礎講座 作図編、合格基礎講座 要点・基礎知識編と一気に全ての講座を見終えた。

 

3月まとめ

  • エスキース:1回
  • 作図:1回

 

4月

受験申込

受験申込期間が4/1〜4/14となっているので、すぐさま申し込みをした。申し込みはインターネットでの受付のみとなる。

 

前半戦 第一課題 トライ

4月に入り前半戦の第一課題が送られてきた。第一課題は「交流ホールのあるコミュニティセンター」となる。

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  • エスキース:4時間21分
  • 作図:4時間32分
  • 計画の要点:55分

しめて9時間48分。

2階、3階がクランク廊下になっているのが気になる。

 

前半戦 第一課題(2回目)トライ

第一課題は「交流ホールは管理事務室からの動線に配慮する」と条件が付いていたので、普通に考えれば1F配置になるハズが、1回目の取り組みではスペースの都合で3階に配置する事となってしまった。そのため、今回は交流ホールは1階縛りでプランすることにした。問題文の読解からエスキース、作図まで通して再取り組みとなる。

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  • エスキース:4時間
  • 作図:4時間14分

 

今回は交流ホールを1Fに配置することができた。図面は製図試験.comに送り添削をお願いした。

 

4月まとめ

  • エスキース:2回
  • 作図:2回

 

5月

前半戦 第一課題 添削戻し

2回目の図面を製図試験.comに発送したのと入れ違いで1回目の添削戻しが届いた。

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判定はC。

赤ペンだらけ。一番のアウトは面積計算間違えとなる。何故か1Fエントランスホールの吹き抜けを1Fの面積から引いていた。しかも1Fエントランスホールの吹き抜け面積を戻すと面積オーバーになり、問答無用のC判定となってしまった。

 

前半戦 第一課題(3回目)トライ

第一課題で3回目の取り組みを行った。1回目と2回目は建物のスパンを7m×7mで計画したが、今回はX方向6m×Y方向7mで計画してみた。

 

結果として1回目、2回目の時よりバランスの良いプランとなった。正解は6×7mプランだったようだ。

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  • エスキース:3時間
  • 作図:3時間47分
  • 計画の要点:44分

合計7時間31分。一時間オーバーとなる。

 

こちらの3回目取り組みについてもエスキース、図面、要点一式を製図試験.comに送り、添削をお願いした。

 

前半戦 第二課題 トライ

第二課題のテーマは「湖畔に佇む市民交流センター」となり、建蔽率が60%と厳しい課題だった。

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  • エスキース:3時間
  • 計画の要点:38分
  • 作図:3時間33分

合計7時間11分。目標タイムまであと少し。

 

勾配屋根指定があったのに、半分陸屋根にしてしまったことや、市民広場のイベントスペースがめっちゃ細長いなど反省点は沢山ある。計画の要点も湖からの湿度対策など難しかった。

 

こちらの図面も製図試験.comに送り添削をお願いした。添削待ちの図面が溜まってきている。

 

前半戦 第一課題(2回目&3回目)添削戻し

添削待ちだった第一課題の2回目取り組み分と3回目取り組み分がまとめて戻ってきた。

 

【2回目戻し】

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結果はB + 。

指摘事項は色々あるが、この課題で二方向避難の重複距離を勘違いしていたことに気付いた。

(二方向避難の重複距離の勘違いについて書いたときの記事です。ご興味のある方は上記リンクからご覧下さい)

 

【3回目戻し】

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今回も結果はB +。

相変わらず色々と指摘事項はあるが、特に気になったところとしてプランニングに対する指摘があった。プランニングの際、先に部屋を配して残りを廊下にしていたため、廊下がクランクしていたり歪だったりしていたが、そこを指摘された。プランニングの際は先に廊下を通して部屋を配置していく、このイメージでプランニングするようにとの事だった。次から廊下を意識してプランニングしてみることにする。

 

前半戦 第二課題(2回目)トライ

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  • エスキース:2時間6分
  • 計画の要点:38分
  • 作図3時間44分

合計6時間28分。見直し時間は取れていないが、なんとかギリギリ6時間半で完成。

 

前半戦 第二課題(2回目)添削戻し

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判定はB。

Bとはなっているものの、平/断 図面不一致があったので、失格要件のCが妥当だろうな。

 

5月まとめ

  • エスキース:3回
  • 作図:3回

 

6月

前半戦 第三課題 取り組み

6月に入り前半戦の第三課題が送られてきた。テーマは「中庭のある図書館」となる。

 

タイトルに中庭と書いてあるものの、問題文の中では中庭について言及した文言が何もなく、中庭の条件は何もない。全て自分で考えろと言う事だろうが、条件がないのも漠然としていてやり辛い。。しかも指定床面積に対し、要求室の面積の少なさ、駐車場が10台と外構部分の難しさなどが拍車をかけ全然エスキースがまとまらなかった。

 

結果、できた図面がこちら。👇

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中庭のない図書館が出来上がった。

  • エスキース:3時間半
  • 計画の要点:50分
  • 作図:4時間10

トータルで8時間半と制限時間を2時間オーバーした。まあ、作図に関しては家具や什器まで丁寧に描いたのでタイム短縮は可能と思うが…

 

前半戦 第三課題(2回目)トライ

第三課題に再チャレンジ。今度はちゃんと中庭を作る!

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  • エスキース:2時間20分
  • 作図:4時間

 

今回は計画の要点は省いた。中庭は建物の形状をL型にすることで南東の角に作った。1回目のプランよりは良いんじゃないだろうか。(完全に自己満です)

 

前半戦 第三課題(3回目)トライ

1回目に取り組んだ分も2回目に取り組んだ分もまだ製図試験.comから添削が戻ってきていないが、引き続き3回目の取り組みを行った。

 

今度は中庭を建物の中に設けるプランにした。駐車場ピロティは変わらないが、南側に一列で並べるプランにしてみた。1回目、2回目より綺麗にまとまっている気がする。

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  • エスキース:2時間32分
  • 作図:4時間
  • 計画の要点:48分

合計7時間20分。作図時間がなかなか縮まらなくなってきた。

 

前半戦 第三課題(1回目&2回目)添削戻し

【1回目戻し】

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判定はB−。

駐車場計画に無理があった。駐車場はパターン化して覚えてしまった方が良いとの事なので、いくつかのパターンで練習したいと思う。また、2階、3階の設備スペースは屋外のつもりで面積外としていたが、柱を描いたことによりピロティ扱いとなり屋内的用途として扱われ面積算入になるとのことだった。次から気を付けたい。

 

【2回目戻し】

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判定はB。

1回目のプランよりマシだが、竪穴区画の防火設備記載漏れや多目的室の空調計画漏れなどミス多数。また、多目的室を開架図書室の奥に設けてしまったため室経由の避難計画になっているのもNGとのことだった。

 

6月まとめ

  • エスキース:3回
  • 作図:3回

 

7月

前半戦 シンクロニ模試 トライ

いよいよ前半戦も大詰め。前半戦ラストはシンクロニ模試となる。

 

シンクロニ模試は本番を意識して6時間半通しで取り組むというもので、7月に入りすぐに問題文が送られてきた。お題は「駅前に建つ図書館分館のある市民センター」となっている。

 

結果としては作図途中で6時間半を迎えてしまいタイムアップとなった。要因としては、自分のスキルとして3時間で作図を終える状態にない、エスキースに時間がかかり過ぎた等、色々ある。

 

ちなみにこの状態でタイムアップとなった。👇

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平面図は什器類の書き込みが出来ていない。トイレの衛生器具も1Fしか書き終えていない。断面図も途中。当然面積表まで辿り着けず…あと40分くらいは欲しい感じだ。

 

前半戦 第三課題(3回目)添削戻し

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判定はB+。

中庭の面積を引くのを忘れており床面積計算間違いとなっているのでCランクもあり得る結果だった。

 

他には外部扱いの中庭を区画してしまったりと、なかなかミスが減らない。

 

前半戦 シンクロニ模試 作図のみ再トライ

先日取り組んだシンクロニ模試。結果は作図途中でタイムアップとなってしまった。しかしプラン自体は出来ていたので、少し3階のプランを微修正しつつ作図のみ最初からやり直すことにした。

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  • 作図:3時間20分

 

完成した図面は添削して貰うため製図試験.comに発送した。

 

前半戦 シンクロニ模試(2回目)トライ

シンクロニ模試の結果が添削されて戻ってくるまで時間がかかるので、もう一回、同じ課題でチャレンジすることにした。

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  • エスキース:2時間
  • 作図:3時間20分

 

プランとしてはエスカレーターを西側に寄せることで部屋割りがし易くなった。今回の2回目取り組みは添削はしてもらわないので描いて終了となる。

 

前半戦 シンクロニ模試 添削戻し

シンクロニ模試が戻ってきた。

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判定はA -。

建築面積、床面積とも間違えているので駄目だと思うが、前半戦ラストだからか甘い判定をしてくれたのかな。(甘い判定しても意味はないと思うのだが…)

 

建築面積はペデストリアンデッキと建物を繋ぐブリッジ部分を算入するのを忘れてしまった。床面積は2階のエスカレーターの床面積を指定通り除いたつもりだったが、エスカレーターを登り切ったフラットな部分まで除いてしまったのが間違いだったようだ。エスカレーター難しい。。また、防火区画の外部区画についても必要ないとこまで丸防にしてしまった。こんがらがって理解し切れていないので一回整理が必要だな。

 

そして今回のシンクロニ模試を持って前半戦は終了となる。

 

2022年(令和4年)設計製図試験 課題発表

7月22日、一級建築士試験を運営している公益財団法人 建築技術教育普及センターから設計製図試験の課題が発表された。

 

発表された課題は、

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事務所ビル

 

課題を見てしばし硬直…

.

……

………

ふっっっっっ…

ざっけんなーー!!!

 

まさかの3年連続の基準階タイプ。今年は間違いなく公共建築タイプと言われ、前半戦は全て公共建築の課題しかやっていない。基準階タイプは考え方すら学んでいない。

この半年間(約180時間)を返せーー!返せーー!返せーー!

 

私の絶叫がこだまして前半戦は終わりを告げた。

 

→後半戦へ続く

 

最後までお読みいただきありがとうございました。次の記事でまたお会いしましょう。👋

 

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