今回が年内最後かつ累計59足目の革靴紹介となる。
今回紹介するのは Berluti の「TROMPE-L’OEIL(トロンプ・ルイユ)」だ。
おぅふ。。カッコいい😍
靴のデザインは見ての通りサイドエラスティックとなる。
サイドエラスティックは靴べら一つで簡単に脱ぎ履きできる靴で、靴を脱ぐことが多い日本の文化に馴染む革靴と言える。実際この楽さ加減に慣れてしまうと、紐靴を履くのが億劫になってしまう。実に恐ろしい子。。
カラーはネロだが、色の濃い部分と薄い部分があり絶妙なパティーヌが施されている。完全な黒もまた渋いものだが、これはこれで遊び心があって良い。
サイドのゴム部分。ここが伸びることで楽に脱ぎ履きすることが出来る。
そしてシューレースをイメージした5本のラインが入っているが、当然イミテーション。この手のデザインは最近多い気がする。
アウトソールにはBerlutと釘打ちされているが、実はこの写真は少し古い写真となり、今はハーフラバーで補修している。そのためこのBerlutiという文字は隠れて見えなくなっている。
インソールはパープル。
サイズは6で、ラストはデムジュール。このデムジュールラストが私の足にピタリとはまるので、ベルルッティのラストの中では一番のお気に入りラストだ。
デムジュール用のシューツリー。色はライニングやインソールに合わせたパープルとなる。
専用シューツリーなので、当然ジャストフィットする。
繰り返しになるが、サイドエラスティックは日本の文化に適した靴で、一度履いてしまうと普通の紐靴が面倒くさくなってしまうほどだ。私なぞはまさにその典型で、所有するサイドエラスティックの靴を増やそうと画策している今日この頃である。ちなみに、現在所有しているサイドエラスティックはこのTROMPE-L’OEIL含めて3足ある。もう少し増えたらサイドエラスティックの靴を比較する記事でも書いてみようかな。。
以上、BerlutiからTROMPE-L’OEILでした。年内の革靴紹介はこれで打ち止めです。それでは皆様、良き年末をお過ごし下さい!
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