今回は46足目の革靴紹介の記事となる。
今回紹介する靴は…
JOHN LOBB ジョンロブ の「CHAMBORD シャンボード」だ。
実はシャンボードは、これまでもこのブログでちょこちょこ登場してはいる。しかしちゃんとした紹介記事は今回が初めてとなる。
また、シャンボードと言えば、Uチップの代表的な存在として、エドワードグリーンのドーバーと並んで評されることが多い靴になる。
はぁ〜素晴らしきUチップ。。😍
なんと言っても、モチモチ肌の革質が素晴らしいの一言。写真でもその素晴らしさが分かると思う。
横から見ても良し。
上から見ても良し。
そして斜め後ろから見ても良し。
Great!👍
素晴らしいのは革質だけではなく、随所にジョンロブの技術力の高さが見て取れる。
トゥの先端に入っている縦のステッチ。これはスキンステッチと呼ばれる技術で、縫い糸が表面に出てこない縫い方だ。
さらにはU型の甲革を、縫い合わせているライトアングルステッチと呼ばれるモカ縫いも高度な技術力が必要になる。
アイレットは5つ。
見ての通りダービーシューズなのでかなりカジュアル度の高い一足と言える。ビジネスでは使いにくいかも知れないが、私の場合は内勤なので仕事でも普通に履いている。
横から見れば分かるが、かなり重厚な作りをしている。実際、履き心地はハーフミッドソールとも相まってハードだ。そもそも重いし。。
土踏まずになっている部分だけソールの厚みが薄いのが分かるだろうか?これはハーフミッドソールと呼ばれ、土踏まずの部分はシングルソール、そこからトゥにかけてダブルソールになっている。ダブルソールの長所である耐久性を残しつつ履き心地を改善したソールと言えるだろう。
お次はインソールを見てみる。
インソックシート、ライニング共に肌色。
ライニングには手書きでモデル名となる CHAMBORD、サイズ 6E、さらにはラストNo.8695が書かれている。
この8695ラストは少しポテッとしたデザインで丸みを帯びたラウンドトゥをしている。Uチップ向きのラストと言える。
シューツリーに関しては…
残念ながらジョンロブ純正ツリーではなく、家に転がっていた適当なツリーを入れている。しかしサイズ、形状ともピッタリ。
現在、シャンボードはシャンボードIIに進化しているので、新品を買うかとなると必然的にIIを入手することになる。
【プロフィール紹介&当ブログについて】