今回は GOLD PFEIL ゴールドファイル のカードケース/名刺入れを紹介したい。
【CONTENTS】
GOLD PFEILとは
歴史
1856年フランクフルト近郊の小さな街Offtenbachで、ルードリッヒ・クルムと7人の息子、5人の従業員で、高級パースと札入れを製造する小さな工房としてスタートした。
創業者一族(プレリーシミズのオンラインサイトより)
やがて紳士用、婦人用のバッグを展開するようになり、最高級の素材と希代の職人芸から生み出される革製品は評判を呼び、貴族階級から数多くの注文を受け、瞬く間にヨーロッパ全土にその名を轟かせた。
ドイツ旧本社(プレリーシミズのオンラインサイトより)
“妥協を許さないもの作り”
GOLD PFEILが創業当時より守りぬいている物作りの理念、それは ”最新の技術を使っても、職人の感性以上のものはできない" 世界中から良品な原皮だけを集め、それを数ヶ月かけてなめし、独自の染色を手で摺り込んでは拭き取る作業を繰り返し、仕上げを施す。それを、マイスターと呼ばれる熟練の職人が、卓越された技術を用いて製品へと縫い上げる。
創業から153年目の2009年に日本のプレリーシミズ株式会社がゴールドファイルの日本・中国・韓国・東南アジアにおける商標権を獲得し、株式会社ゴールドファイル・インターナショナルを設立し、今に至る。
(GOLD PFEIL ホームページより)
社名の由来
旅をすることがただ目的地に着くための手段ではなく、それ自体が大きな体験であった時代、1929年、創業者一族のハインリッヒ・クルムは豪華列車GOLDEN ARROW号の旅に感激し、自身の社名を “GOLD PFEIL”(金の矢じり)に変更した。
(プレリーシミズのオンラインサイトより)
1930年に登録された商標 “GOLD PFEIL” は品質と信頼のシンボルになっている。
(GOLD PFEIL ホームページより)
以上がGOLD PFEILの歴史となる。
ドイツの由緒ある高級革製品ブランドで、重厚な作り、ブランドカラーとでも言うべきボルドーの色合いが気に入っており、かつて、財布、キーケース、名刺入れ、手帳カバーなどをGOLD PFEILで揃えていた事がある。
2008年にドイツ本国でGOLD PFEILが倒産し、日本企業のプレリーシミズが商標権を買い取って以降、同じようなカラー、ロゴマークを使用して日本で製作、販売しているが、私の中ではブランドとしての魅力がゼロになった。
そのため、2009年以降は日本製のGOLD PFEILを買うことは無くなったので、今回紹介するカードケース/名刺入れは2009年以前のドイツ製時代の物となる。
GOLD PFEILのカードケース/名刺入れ
これがGOLD PFEILのカードケースとなるが、見ての通り、状態が良い。
15年以上前に池袋の東武で買ったものとなる。
名刺入れをベルルッティのインブイアに変えてからは出番が無くなり、専用箱に入れて保管している。
ベルルッティのカードケースよりも、より大人向けなデザインをしているので、ベルルッティに飽きてしまった場合など、再び日の目を見ることがあるかも知れない。
今後も定期的に手入れをしながら状態良く保存しておこうと思う。
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