これまでにオーベルシーのルパンという革靴をこのブログで2回紹介してきた。
どちらも中古で購入したものだが、結果的にサイズが合わず手放している。最初に購入したのは6 1/2でキツめ、2回目に購入したのは7でゆるゆる。わずかハーフサイズの違いでここまで差があるものなのかと驚いた記憶がある。
2回目に購入したオーベルシーを手放してから間もなく3年になる。そんな最近、またルパンが欲しくなってきてしまった。あぁルパン…ルパン…ルパン。一度思いが募るとなかなか頭から消えない。しかし、オーベルシーの靴を売っているところはなかなか無い。フランス本国🇫🇷から個人輸入するのもハードルが高い。フランス語はおろか英語すら喋れない身としてはチャレンジングが過ぎる。。
どこかで販売していないかと、ネットでAUBERCY LUPINと検索したところ、普通にショップ情報が出てきた。それは名古屋にあるAlto e Dirittoというお店の情報だった。
あら、なんてお洒落なホームページ。まさかのオーベルシーを取り扱っている。しかもルパンについては、2022年12月現在、ブラックとダークブラウンの2色扱っているではないか。
早速、詳細情報を見てみた。すると、扱っているにはいるが、だいぶ在庫が薄くなってきている。私のサイズだと6.5か7になると思うが、どちらも7は在庫なしで、6.5はある。ここで最初の1足目を思い出してみる。6.5でキツくて手放したが、当時、どういうソックスを履いていたか、厚手のソックスだったのではなかろうか、駄目だ。思い出せない。というか、2足目に買った7のルパンがあれだけ大きかった事を考えると、1足目の6 1/2は前のオーナーが中敷きを入れていた可能性だって考えられる。どちらにしても7は在庫が無いんだ。買うなら6 1/2を買うしかない。よし、買うぞ!いくらだ?
税込181,500円
高ぇ😵!
今回は新品とは言え18万か。思わず躊躇。試着出来ない靴に18万円はなかなかにリスクが高い。しかし欲しい。
ちょっと冷静に本国サイトを確認。
本国サイトのルパンは1,250€。為替レートを調べると1ユーロ=143.69円となっている。日本円換算で18万円。違いはない。ぼったくっている訳ではない。
オーベルシーのルパンを他に取り扱っているお店も見当たらない。ここで逃したら次いつ買えるか分からない。よし、買うぞ!ポチっとなー。
あわわわわ、買ってしまった。絶対ヨメには言えねえだ。いいよね1年間頑張った自分へのご褒美だよね。これでサイズ合わなかったらどうしよ。
返品期限7日とある。一応、返品出来るのか。。まあ、でもサイズが合うのが一番。どうか合いますよーに。
ドキドキしながら待つこと数日。
私が在宅勤務で家にいつつ、妻が仕事の日を到着日に設定し無事に受け取った。
さっそく開封の儀。
ドキドキ。この瞬間がたまらん。
キター ♪──O(≧∇≦)O──♪
カラーはダークブラウンの方を選んだ。フランスの名門タンナーであるデュプイ社の最高級ボックスカーフとなる。
ハァハァ(´∀`*) ミュージアムカーフのムラ感がたまらん。
さて、それではさっそく細部を見ていこう。
この「LUPIN 3565」はオーベルシーを代表するアイコン的なコインローファーとなる。ベルルッティのアンディにも通じるセミスクエアトゥのフォルムが特徴的だ。
ルパンの名の由来はストラップ部分のマスクのような二つ目デザインから来ており、もちろん「アルセーヌ ルパン」にちなんでいる。
ソールは高級靴御用達のヒドゥンチャネル仕上げとなる。
製法はマッケイ製法を採用しているので柔らかな履き心地なのは想像に難くない。
さて、一番気になるサイズ感は…
問題なく履けた!
確かに多少タイトフィッティング気味ではあるが、1足目のルパンほどキツくない気がする。履いていく内に沈み込んできて馴染んでくるだろうし、問題なさそうだ。ただし厚手のソックスは無理だろうな。
サイズが問題ないとなると、当然このままお迎えとなる訳だが、シューツリーが付いて無かったなあ。
とりあえずは手持ちで余っているベルルッティのシューツリーでも入れておくか。
形状的にデムジュールラストのシューツリーの方が合いそうだが、余りが無いので当面はこれで我慢する。いずれオーベルシーの純正シューツリーが欲しい。
それにしても、、、
やはりオーベルシーのルパンは素晴らしい。次はブラックのルパンが欲しいが流石に予算がない。いずれの機会を待ちたい。
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