所有する革靴を紹介するシリーズ、今回は久しぶりにBerluti ベルルッティの靴を紹介したい。
モデルは「Dmesure Scritto Calligraphy Derby デムジュール スクリットカリグラフィ ダービー」となる。
この靴は「ANDY」や「ALESSANDRO」の様な名称がない。やっぱり靴にもちゃんとしたモデル名があった方が呼びやすいし、今回のように文章に書きやすいのでモデル名を付けて欲しい。愛着も湧くし。うん。愛称大事。🤔
さて、この靴は所有してから、かれこれ一年半近く経つが、まだ数回しか履けていない。と言うのもこの靴の特徴でもある後ろ半分に刻まれたカリグラフィが原因だったりする。
靴の色はNERO系なので、ビジネスシーンにも耐えうると個人的には思っているし実際に仕事にも履いているのだが、それでもやはりこのカリグラフィは派手だ。いや、非常にカッコいいんだけどね。幸いにも後ろ半分なので、履いた状態ではパッと見た感じは目立たない。それでもやはり大事な打ち合わせや外出の用事がある時などは履きづらい。内勤だけの日に限って履くようにしている。
さらに、デリケートなヴェネチアンレザーなので降水確率が20%以上ある日は絶対に履かないようにしている。そんなこんなで履く日を非常に選ぶ靴のため、結果的に着用回数の少ない靴になってしまっている。
ソールは全面ラバー。これがなかなか秀逸でガッシリと路面を捉えてくれる。雨の日は履かないので、濡れた路面だとどうかは分からないが、少なくとも乾いた状態の事務所の床タイルや駅構内の舗装面などでは全然滑らない。濡れていなくても滑ったりするレザーソールに比べると格段に安心感がある。
しかも、持ちも良くレザーソールのように簡単に削れていかない。さらに濡れた布などで拭くだけで新品同様に綺麗に復活するのも素晴らしい。
インソールは紫色。当然、シューツリーも同色系。
ラストは「Dmesure デムジュール」となる。サイズは6。このデムジュールラストの6は私の足型にピタリとはまり、絶妙なるフィット感を生み出している。
履く機会を選ぶ靴ではあるが、私の中での評価は高い。と言うかお気に入り靴の1、2を争っている。
最後に、ベルルッティ四代目当主、マダム・オルガの名言を添えて今回の記事を終わりにしたい。
「靴を磨きなさい、そして自分を磨きなさい」by オルガ ベルルッティ
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