+αな暮らし

メーカーでインハウスのファシリティマネジャーとして建築・不動産に関する仕事をしています。このブログでは建築・不動産・施設管理系の資格挑戦についてと、革製品を始めとした愛すべきプロダクトについて書いています。

購入するなら、一戸建てかマンションのどちらを選ぶべきか。

私は現在マンションを借りて住んでいるのだが、本日、不動産屋から衝撃的な電話が入った。

 

不動産屋 曰く、

オーナーが売却を考えているため、次の契約更新は無い。

 

いま借りているマンションは、元々分譲マンションで、オーナーが3年程前に貸し出したものを借りて住んでいる。

 

ここで、タイトルの「購入するなら、一戸建てかマンションのどちらを選ぶべきか。」になるわけだが… 実は、ちょうど家を買いたいなあと頭の片隅で考えており、かつ、住むなら平屋が良いと言うのが私の考えで、でもそれならマンションでも良いのかな、などとモヤモヤしていた。そこへ今回の話しが持ち上がったわけである。

 

オーナーが売却を考えているのなら、自分で買ってしまえば引越し費用もかからず、買い揃えた家具やカーテンなども無駄にはならない。また、中古とは言え築18年程度なので、鉄筋コンクリート造の耐用年数を50年として見ると、まだ30年以上ある。(実際問題として50年で建て替えるということもないでしょうし…)


あらためてマンションのホームページを見てみると長期修繕計画もしっかり作ってあり、大規模修繕も実施してある。というかホームページがあるマンションと言うのが凄い…汗

 

そうなると、自分で購入してしまうことも当然視野に入ってくる。一戸建てマイホームか、無理せず中古マンションで安く済ませるか…最近は地震のこともあり、あまり不動産に投資するのもどうかと思うので、いま住んでいる中古マンションの購入にさっそく傾いてきている。

 

そこで、いま住んでいるマンションを購入したら幾らになるか、仲介している不動産屋に聞いてみた。

 

オーナーの希望額は1,680万円だが、1,580万円までなら値下げに応じるとのこと。まあ、ほぼ想像どおりの金額。それにしても管理費と修繕積立金で月30,000円掛かるのがキツい。駐車場代も入れると月40,000円。これだけでちょっとした家賃並みだ。やっぱりマンションって維持費が高いと痛感。


仮に新築一戸建てを35年ローンで組むことを考え、同じように35年後までにかかる費用を比較すると…

まずマンションだが、本体価格1,580万円+(管理費、駐車場代25,000円×12ヶ月×35年=1,050万円)=2,630万円となる。修繕積立金や金利などは一戸建てでもかかるものなので計算からは省いた。

一方、一戸建ては、駅から今のマンションと同じ程度の徒歩圏内で一件売り出し中の物件があり、そちらの金額は3,500万円となっている。本体価格だけでみると約2,000万円離れているが、35年後を考えると、その差は900万円弱にまで縮まってくる。900万円の差は大きいと言えば大きいが、憧れの新築一戸建てと、設備の古くなったマンションを比較したときにどうか…また、日当たりが良いことやセキュリティが優れているなどのストロングポイントがマンションにはある。

 

結局は何に重点を置くかで、一戸建てかマンション、選ぶものが決まってくるのだろう。

 

何にしても賃貸契約終了まであと10ヶ月。まだ時間はあるので、何が最善かじっくり考えていきたい。

 

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