今年、二級建築士試験を受験する予定である。
(注:私ではありません。イメージです。)
学科試験に向け、建築の勉強を始めると色々なところで出てくる単位がある。
その単位とはN(ニュートン)である。
今回はこのニュートンという単位について書いていきたい。
N(ニュートン)とは
このNという単位は国際単位系(SI)における力の単位で、かの有名なイギリスの物理学者アイザック・ニュートンに因んでいる。
(Wikipediaより引用)
しかし、1Nって言われてもどれくらいの力なのかいまいちピンとこない。
そういうときは慣れ親しんだ単位に置き換えてやると分かりやすいものだが、そもそも慣れ親しんだ力の単位というものがない。
そのため、重さの単位であるkgに置き換えて考えてみることになる。
kgは質量(重さ)の単位なので、Nとの間に直接の互換性はなく、kgにしたい場合は kgf(重量キログラム)という単位を使う。
kgf(重量キログラム)とは
kgfとは何ぞやと言うと、kg単位の質量を持つものが地球表面で受ける重力の大きさのことで、これは重力という力なので、力の単位Nと換算でき、1kgf=9.8Nとなる。
感覚的に覚えておくのであれば、1kgf=10Nが分かりやすい。Nの1/10がkgと考えておけば大きくは間違っていないだろう。
Nは構造力学の初歩の初歩だが、構造の勉強はイメージが大切なので、Nがどれくらいの力か理解できていないと、その後の勉強に支障が出てしまう。1,000Nとあれば、大体100kgといった感じでイメージできるようにしておくと良いだろう。
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