+αな暮らし

メーカーでインハウスのファシリティマネジャーとして建築・不動産に関する仕事をしています。このブログでは建築・不動産・施設管理系の資格挑戦についてと、革製品を始めとした愛すべきプロダクトについて書いています。

H25年度 二級建築士 解答速報で自己採点してみた。

受験した二級建築士 学科試験の解答速報が各資格学校のホームページにアップされた。

 

【CONTENTS】

 

解答速報

さっそく、TACの解答速報で自己採点してみた。

 

結果は…

  • 計画 18/25
  • 法規 17/25
  • 構造 14/25
  • 施工 11/25
  • 総合計 60/100

懸念していた法規と構造は無事に足切り点以上取れていた。そして総合計点も60点とギリギリではあるが合格圏内。一方で、あまり気にしていなかった施工が予想以上の低得点だった。今年の法規と施工は難しかったとの総評が出ているが、それでも足切り点は下がったとしても12点と思われる。そうすると、まさかの1点泣きでの不合格が濃厚に… 施工の試験は時間が余ったので、余り時間を使って再チェックした中で3問ほど解答を変えたのがあり、その内の2問が変える前の解答が正解だったという非常に悔やまれる結果となった。変えなければ間違いなく合格していたのに…

 

総評

総合資格学院

新試験2年目となった平成25年度2級建築士学科試験。

試験の難易度は平成24年と比べて、学科Ⅰはやや易しく、学科Ⅱはやや難しく、学科Ⅲは同程度、学科Ⅳは難しい出題でした。

科目間で比較をすると、学科Ⅱが最も得点しにくく、近年の試験と比較をしても最高難度の内容といえます。

また、近年、得点しやすかった学科Ⅳは、正答肢が初出題であった問題が過半の13問と非常に多く、受験生は戸惑ったものと思われます。

出題内容の見直しが行われてから、2年目の試験ということで、平成24年と同様、旧試験と比較して非常に難しい試験となりました。

平成25年度学科試験における当学院の独自の分析データを、公開されている合格基準点(各科目とも13点、総得点60点)にあてはめると著しく低い合格率となるため、合格基準点の下げ補正の可能性も十分に考えられます。

試験の難化の要因として「新規出題問題」の増加が挙げられます。
今や、2級建築士学科試験は過去問だけの学習では突破が難しく、的確な「新規出題対策」が合否のカギを握ると言えます。

 

今後の学習対策

総合資格学院

出題の傾向として、各科目について、1級建築士レベルの難問が多く、また1級建築士でも出題されていない特徴的な内容も見られ、今後は「試験の見直し」で公表された 「設計及び工事監理に関する技術の進歩・高度化」「環境問題」「社会構造の変化」「法令の改正」に関する問題を中心に、近年話題になっている新規内容への対策が必須となっています。

一方、過去問について、引っ掛かりやすい内容の場合は、過去に出題された文章がほとんどそのままの形になっている選択肢も見られますが、正答率が高くなりやすい内容に関しては、問題文の言い回しを変えていたり、実例に当てはめて判断が必要だったり、正誤の判断を難しくしている問題が見られるなど、過去問についても正しい理解が必須となっています。

と言うことで、今回の試験は過去に類を見ない難しさだったようだ。日建学院の総評を見ても同じような感じだった。

 

正式な結果はこれからだが、施工に泣き、敗色濃厚だ。

 

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