+αな暮らし

メーカーでインハウスのファシリティマネジャーとして建築・不動産に関する仕事をしています。このブログでは建築・不動産・施設管理系の資格挑戦についてと、革製品を始めとした愛すべきプロダクトについて書いています。

GOLD PFEIL ゴールドファイルのカードケース

今回は GOLD PFEIL ゴールドファイル のカードケース/名刺入れを紹介したい。

 

【CONTENTS】

 

GOLD PFEILとは

歴史

1856年フランクフルト近郊の小さな街Offtenbachで、ルードリッヒ・クルムと7人の息子、5人の従業員で、高級パースと札入れを製造する小さな工房としてスタートした。

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創業者一族(プレリーシミズのオンラインサイトより)

やがて紳士用、婦人用のバッグを展開するようになり、最高級の素材と希代の職人芸から生み出される革製品は評判を呼び、貴族階級から数多くの注文を受け、瞬く間にヨーロッパ全土にその名を轟かせた。

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ドイツ旧本社(プレリーシミズのオンラインサイトより)

妥協を許さないもの作り

GOLD PFEILが創業当時より守りぬいている物作りの理念、それは ”最新の技術を使っても、職人の感性以上のものはできない" 世界中から良品な原皮だけを集め、それを数ヶ月かけてなめし、独自の染色を手で摺り込んでは拭き取る作業を繰り返し、仕上げを施す。それを、マイスターと呼ばれる熟練の職人が、卓越された技術を用いて製品へと縫い上げる。

 

創業から153年目の2009年に日本のプレリーシミズ株式会社がゴールドファイルの日本・中国・韓国・東南アジアにおける商標権を獲得し、株式会社ゴールドファイル・インターナショナルを設立し、今に至る。

(GOLD PFEIL ホームページより)

社名の由来

旅をすることがただ目的地に着くための手段ではなく、それ自体が大きな体験であった時代、1929年、創業者一族のハインリッヒ・クルムは豪華列車GOLDEN ARROW号の旅に感激し、自身の社名を “GOLD PFEIL”(金の矢じり)に変更した。

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(プレリーシミズのオンラインサイトより)

1930年に登録された商標 “GOLD PFEIL” は品質と信頼のシンボルになっている。

(GOLD PFEIL ホームページより)

以上がGOLD PFEILの歴史となる。

 

ドイツの由緒ある高級革製品ブランドで、重厚な作り、ブランドカラーとでも言うべきボルドーの色合いが気に入っており、かつて、財布、キーケース、名刺入れ、手帳カバーなどをGOLD PFEILで揃えていた事がある。

 

2008年にドイツ本国でGOLD PFEILが倒産し、日本企業のプレリーシミズが商標権を買い取って以降、同じようなカラー、ロゴマークを使用して日本で製作、販売しているが、私の中ではブランドとしての魅力がゼロになった。

そのため、2009年以降は日本製のGOLD PFEILを買うことは無くなったので、今回紹介するカードケース/名刺入れは2009年以前のドイツ製時代の物となる。

 

GOLD PFEILのカードケース/名刺入れ

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これがGOLD PFEILのカードケースとなるが、見ての通り、状態が良い。

15年以上前に池袋の東武で買ったものとなる。

名刺入れをベルルッティのインブイアに変えてからは出番が無くなり、専用箱に入れて保管している。

ベルルッティのカードケースよりも、より大人向けなデザインをしているので、ベルルッティに飽きてしまった場合など、再び日の目を見ることがあるかも知れない。

 

今後も定期的に手入れをしながら状態良く保存しておこうと思う。

 

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HUKURO A5ノートカバー

先日、「HUKURO 栃木レザー 手帳カバー」をネットで購入した。

 

この栃木レザーを使用したHUKUROの製品は質が良く、以前はiPhoneのケースで使用していた事がある。

 

iPhoneカバーは数年間使用していたが、iPhoneごとトイレに水没させたり、iPhone買い替えに伴いカメラの開口が合わずカッターで革をカットしたりとハードな使い方をされ、最後は惜しまれながら引退した。

 

それからしばらくHUKURO製品とは縁が無かったが、この度、仕事用のノートカバーとして購入した。

 

既に半月ほど使用しているが、購入当日の写真を使いながら紹介したい。

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商品はHUKUROのロゴマークが押された立派な箱に入って送られてきた。

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袋から取り出すと…

 

ドン!

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これがHUKURO A5サイズのノートカバーだ。

 

色はグリーン。iPhoneケースを使用していた時もグリーンを使用していたが、使用と共に良い感じに色が濃くなってくるので、エイジングが楽しみだ。

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留め具にもHUKUROのロゴが入っている芸の細かさよ。。

 

ガバッと中を開けると…

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HUKUROのロゴがプリントされたオリジナルノートが1冊挟まれていた。

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なかなか良いノートだが、勿体ないので使わない。代わりに私が使用するノートはコクヨのキャンパスノートになる。

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5mm方眼で黒表紙のビジネススタイルなノートだ。

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このノートを2冊ファイルした。

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真ん中にノートを固定するバンドが2本あり、ノートはそのバンドを通して固定する。

 

ところで何故2冊なのか…

当初、ノートは1冊しか挟まない予定だったが、キャンパスノートくらいの薄さだと1冊挟んだだけではスカスカだったため、2冊挟むことにした次第だ。厚手のノートなら1冊でも良いと思う。

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そしてこのノートで使用するペンはフリクションペン(2色タイプ)となる。

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上の画像のようにカバー本体に挿すことが出来るが、スリムなペンでないと入らない。当初はフリクションペンの3色タイプを使用する予定だったが、入らないため2色タイプにした。

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上からみた感じ。2冊ファイルしてもこの余裕。ゴムバンドを使って3冊ファイルすることも出来そうだ。

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ペン見えるかな。

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ズームして何とか見える。ペンを挿した状態でガバーを閉じるとこんな感じになる。ガッチリホールドされているので逆さにしても抜け落ちることはない。

 

このHUKUROのノートカバーはA5サイズ以外にB6サイズ、A6サイズ、weeksサイズの4種類を取り揃えている。私の場合、仕事でメモを取る際、小さいノートでは書きにくいため、A5サイズ選んだ。

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なかなか良い感じではないだろうか。

 

【株式会社JACAJACA ホームページ】

HUKURO製品はこちらのホームページから購入することができます。

 

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アーティスティックな革製品「Berluti ベルルッティ」の妙技

今回は私が好んで使用している革靴ブランド「Berluti ベルルッティ」の製品を紹介したい。

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革靴に興味がなければベルルッティというブランド自体をご存知でない方も多いと思うが、フランスのブランドとなる。

 

【CONTENTS】

 

ブランドの起源

ベルルッティというのは創業者の名前から来ており、イタリアの指物師だったアレッサンドロ・ベルルッティが創業者となる。

アレッサンドロは靴作りを学んだ後、サーカス団の靴や道具類を作りながらヨーロッパ各地を回ってパリに辿り着き、そして1895年に紳士靴工房を開いたことがブランドの始まりとなる。

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彼が作るアーティスティクな靴は、ジャン・コクトー、エディット・ピアフフ、ランソワ・トリュフォー、アンディー・ウォーホル、イブ・サンローランなどの著名人を魅了する。

 

ブランドの変革

創業一族の4代目、アートディレクターに就任したオルガ・ベルルッティがブランドを改革。

これまでタブーとされてきた色使いなど、女性ならではの斬新なアイデアを取り入れる。これまでの色使いの質をキープしつつ、グレー、黄色、緑などこれまでにないカラーを使用し、これらの彩色技術は「パティーヌ」と名付けられる。月の色の移りかわりにインスピレーションを得て考案した、深みのある色彩表現と高く評価されている。

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現在はルイ・ヴィトンを傘下に置くLVMHのグループに属しており、フランスを代表するブランドの一つであることは間違いない。

そんなベルルッティの製品をいくつか所有しているので、この後、一つずつ紹介していきたい。

 

私が使用しているベルルッティの製品は靴が3足に名刺ケースとブックカバーになる。

 

所有している製品紹介

ブックカバー

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カバー全体に古文書のような文字が刻まれている。この文字はカリグラフィーと呼ばれ、ベルルッティ製品にはこのカリグラフィーが刻まれたものが数多くある。そしてこのブックカバーに刻まれているのはゴールデンパティーヌと呼ばれる文字通りゴールド色の非常にゴージャスなパティーヌになる。

 

このパティーヌというのは、溶剤、精油、顔料、および染料を塗布しながら、皮革の着色および漂白を行う技法で、1980年代、オルガ・ベルルッティ により、この秘伝の技は確立された。

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ブックカバー中面は至ってシンプル。左下にロゴが入っているだけだ。右上に付いている四角い跡は、以前ペンホルダーを付けていて剥がした名残である。このカバーは文庫本サイズなので、A6ノートがピッタリハマる。そのためブックカバーとしてではなく、ノートカバーとして使用していた時期があった。今は付けていたペンホルダーは外している。

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ブックカバーなので、栞も付属しており、栞にもカリグラフィーが刻まれている。

 

カードケース

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続いて紹介するのは名刺ケースになる。こちらもブックカバー同様、カリグラフィーが全面に施されている。ベルルッティ製品全てにカリグラフィーが入っている訳ではないが、個人的にカリグラフィーが入っている方が好きなので、あえてカリグラフィー入りを選んでいる。このカリグラフィーは製品一つ一つ入り方が違うので、この名刺入れは、店頭の在庫を全て出して貰い、一番カッコいい入り方をしている物を店員さんと一緒になって選んだ。

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ケースの中はこんな感じ。私はこの中に名刺と資格の登録証などを入れている。

 

次からは革靴の紹介となる。

ベルルッティは今でこそ小物類や鞄、衣類なども扱っているが、本来は靴のブランドなので、今でもメインで取り扱っているものは靴になる。

 

Scritto Calligraphy Derby

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この靴にも入っている。カリグラフィーが。しかし全面ではなく、後ろ半分にしか入っていないので、正面から見ると普通の靴に見える。そのため、私は普通に仕事で履いている。

 

ベルルッティで使用されている革はヴェネチアレザーと呼ばれている。ベルルッティ特有のパティーヌを創り出すためには、それにふさわしい土台が必要となり、ベルルッティが独自に開発した特別な鞣し(なめし)製法によりヴェネチアレザーが生まれた。このヴェネチアレザーは、あらゆる独創的な大胆さを可能にするしなやかさと上質感を併せ持ち、様々なパティーヌの妙を表現している。

 

今回ご紹介している靴についても、3足いずれもネロと呼ばれる黒系の靴になるが、ただ真っ黒なのではなく、薄い黒と濃い黒が絶妙なグラデーションとなっている。

 

Alessandro

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続いて紹介する靴は創業者の名を冠したアレッサンドロと呼ばれるホールカットシューズである。ホールカットとは一枚革を贅沢に使用した靴で、他のデザインの靴のように革の継ぎ目が無い(厳密にはホールカットの場合、ヒールカップ部分のみ継ぎ目があります)靴なので、非常にシンプルでかつドレッシーなデザインになる。個人的に一番好きなデザインだ。

 

創業者の名を冠しているだけあり、ベルルッティのアイコン的な靴となる。ベルルッティにはもう一つアイコン的な靴としてアンディと呼ばれるローファーもあるが、残念ながら私は所有していない。正確には過去所有していたが、手放してしまった。機会があったらまた履きたい。ちなみに、この記事の最初の方に載せたカラフルなローファーの写真がアンディだ。

 

TROMPE-L’OEIL

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最後にご紹介する靴はTROMPE-L’OEIL(トロンプ・ルイユ)と呼ばれるサイドエラスティックの靴だ。サイドエラスティックは靴のサイドが伸び縮みするゴムになっていて、脱ぎ履きが楽な作りをしている。ローファーのように靴べら一つで簡単に脱いだり履いたりできる。これは靴の脱ぎ履きが多い日本の文化にマッチしたデザインと言えるだろう。

 

今回紹介した3足の靴はいずれもDmesure(デムジュール)と呼ばれるラストを使用している。

 

ラスト(木型)について

靴作りにおいて重要になってくるのが、ラストと呼ばれる木型だ。

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上の写真は有限会社大山というラストを製造する会社のものを参考に転載させていただいた。

この写真のように木で作られた足型のことをラストと呼ぶ。従来は職人が顧客の足に合わせて一つ一つ手作業で作るが、大量生産されるような廉価靴ではプラスチックが使われるようだ。

 

同じブランドでも様々なラストがあり、サイズが同じでもラストが違うと履いた時の感じが違ってくるので、革靴を選ぶ時は実際に試着することが重要となってくる。

 

今回紹介したベルルッティのデムジュールと呼ばれるラストの場合、私は6.0のサイズを選んでいるが、キツくもなく緩くもなく、一日中履いていても痛くならないピッタリ合うラストで気に入っている。

 

以上が私が現時点で所有しているベルルッティとなる。読んでいただいた方にベルルッティの素晴らしさが少しでも伝われば幸いである。

 

最後にベルルッティのホームページのリンクを貼っておく。

 

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トラベラーズノートが財布になった話し

今回はトラベラーズノートを財布化した話しをしたい。

 

これまで財布は土屋鞄製造所の長財布を使ってきた。

 

これはこれで気に入っていた財布だったが、最近、買い物はスマホのiDやSuicaで決済することが多く、現金の出番はほとんどなくなっている。スマホ決済出来ないところで、クレジットカードの出番は時々あるが、現金しか駄目というところは今どきほとんどない。そうなってくると、長財布を持ち歩くのが億劫になってきて、なんとか財布を無くせないものか考えたところ、手帳との統合に行き着いた。

 

当初、トラベラーズノートのレギュラーサイズに財布の中身を移植したが、いかんせんレギュラーサイズはデカい。長財布を持つより嵩張るという本末転倒な状態になってしまった。

 

その後、トラベラーズノートのパスポートサイズに変更し今に至る。

 

さて、前置きが長くなってしまったが、財布化したトラベラーズノートのパスポートサイズを紹介したいと思う。

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ノートの色はブラウン。汚れも目立たずエイジングも楽しめる良い色だ。黒の場合、汚れは目立たないが、エイジング具合もよく分からない。キャメルは良い感じにエイジングさせると雰囲気が出るが、色が明るいので汚れには気を付ける必要がある。その点、このブラウンはオススメのカラーと言える。

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裏面左下のトラベラーズノートブックの刻印。カッコいい。

 

ゴムバンドを外して中を開けると…

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まずはクリアホルダーが登場する。このクリアホルダーはカバー本体に両面テープで直張りしている。しっかり付いているので、無理矢理剥がそうとしない限りは剥がれる心配はない。

 

で、このクリアホルダーの中身だが、実はお札が挟まっている。

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カバー本体とリフィルノートの間に入れてある。

 

さらにジッパーケースも付けてある。

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ジッパーの中身は財布から移植した銀行のカード2枚。このジッパーケースにカードホルダーを両面テープで取り付けてあり、そこに名刺を数枚入れてある。名刺交換する際は名刺入れを使うが、突発的に発生した名刺交換や、万が一、名刺入れを忘れてしまった時の予備用だ。

 

小銭は普段持ち歩かないようにしている。どうしても現金しか駄目なところで、お釣りの小銭が発生した場合は、一時的にこのジッパーの中に入れておくなどの対応をしている。

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挟んでるノートはデフォルトで付属していた無地のノートだ。そのノートの反対側にいくと…

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ジッパーケースの片割れとなる。カードホルダーになっており、クレジットカードと健康保険証、運転免許証を入れてある。

 

そして、カードホルダーをめくると…

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お札が出てくる。お札はノートの下を通している上に、カバーに直張りしてあるクリアホルダーとポケットホルダーで挟んでいるので、落ちる心配はない。

 

今回、財布の中身をトラベラーズノートに収納するにあたり、財布の3Sを推進した。

ほとんど使わないカード類はこれを機に整理し、いらない領収書、レシート類は破棄し、必要最小限のものだけをトラベラーズノートに収納したので、だいぶスッキリした。当面、この仕様でいきたいと思う。

 

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Berluti ベルルッティ ブックカバー

今回はベルルッティブックカバーを紹介したい。

 

全面にびっしりとカリグラフィが施された圧倒的な逸品だ。

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開くとこんな感じ。👇

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めっちゃ派手。大文字部分とホールマークはシルバーパティーヌ、小文字がゴールデンパティーヌになっている。

 

ちな内側。

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サイズはH16cm×W11.5cmと文庫本用だが、実はA6ノートがぴったり入るサイズでもある。なので、私はブックカバーではなく、アピカのプレミアムCDノートA6を入れたノートカバーとして仕事で使っている。

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元はブックカバーなので、栞も付いているが、これは使っていない。

 

見開き左側の下部にはロゴが刻印されている。

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そして見開き右側には後付けでペンホルダーを取り付けている。

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合わせているゴールドのペンは、以前このブログでご紹介したことのある「シャーボX GS40th」だ。

 

ペンホルダーは両面テープタイプなので、やはりブックカバーとして使いたくなったら剥がす事も可能だ。多少テープ跡が付くかも知れないが、内側だし、オイルで手入れすれば目立たなくなるだろう。

 

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Berluti ベルルッティ インブイア レザーカードケース

昨日、ベルルッティ銀座並木通り店へ訪問した記事を書いた。

 

今回は購入した中身の紹介となる。

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この小さな紙袋。靴じゃないのは間違いなし。。

 

その中身とは…

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その中身とは…

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インブイア レザーカードケース

まあ、勿体付けたところでタイトルばれしてるけどね。

 

もうね、ベルルッティの名刺入れが欲しくて欲しくてネットで買おうかと思っていたところ、ちょうど仕事で有楽町へ行くことになったので、それなら銀座店が近いね、となって並木通り店での購入となったわけだ。

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ヴェネチアンカーフに刻まれたカリグラフィーの入り方が個体によってバラバラで悩んだ。

 

色はと決めていたので、茶色の在庫5個を全て出して貰い、店員さんの意見も聞きながら一つずつ消去法で消していき、残ったのが、この個体となった。

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マチがあるので、それなりに枚数を入れることが出来る。反対側にも数枚程度は入れられる。なかなか使い勝手が良さそうだ。

 

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さて、今回名刺入れを新調したわけだが、じゃあ今まで使っていた名刺入れは何か…

 

それはこちら。

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ドイツ製時代のGOLD PFEIL(ゴールドファイル)の名刺入れ。

 

ゴールドファイルは10年くらい前に倒産し、日本のプレリーシミズが商標権を買い取って同じようなカラー、ロゴマークを使用して製作、販売しているが、ブランドとしてはまったく魅力が無くなってしまった。

 

この名刺入れは希少なドイツ製時代の物なので、状態も良いし大事に保管しておきたい。ベルルッティが痛んできたら再登場することになるかも知れない。

 

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Caramel Cuir キャラメルキュール 測量野帳カバー(プライベート用)

前回の投稿で、仕事用の測量野帳ノートに「Caramel Cuir キャラメルキュール 測量野帳カバー」を購入した記事を書いた。

 

その記事の最後で、想像以上に満足度の高いカバーだったので、プライベート用の測量野帳にも同じカバーを用意しようと画策していると書いたが…

……

買いました!

プライベート用にも色違いで同じカバーを😆

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仕事用はキャメルだが、プライベート用はグリーン系の不思議な色合いをしている。

 

作者のCaramel Cuirさんの商品説明文によると、表地はチェック柄の布のように見えるスクラッチ(擦り傷)加工が施されたイタリアのテンペスティ社によるバベルという牛本革とのこと。オイルレザーで、ベジタブルタンニンによるなめし処理がなされた高級レザーのようだ。

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手触りはザラザラしていて癖になりそう。確かに布っぽく見えるが本革となる。もうね、完全に匂いが革。たまらん。

 

色はバベルグリーン。やっぱり私、グリーン系の革が好きみたい。


エイジング(経年変化)するレザーなので、使うほどに色味に味わいが出てくるそうだが、お手入れはどうしたら良いのだろうか… 通常の革製品のようにオイルで手入れをしていいのかが不明。オイルレザーなので頻繁な手入れはいらないと思うが、追い追い調べてみよう。

 

メタルビーズを付けたしおり紐が2本付属しているので、測量野帳も2冊ファイルできる。その気になれば3冊くらいは平気で挟めそうだ。

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プライベート用にもトラベラーズノートのリフィルを追加購入する予定である。

 

仕事用もそうだが、測量野帳は2冊ファイルしており、それぞれカバーの根元に普通の輪ゴム、小口側は太めの赤い輪ゴムで2冊を固定している。

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固定しなくても問題ないが、輪ゴムで固定すると一体感が生まれるので、あえて固定している。

 

これでCaramel Cuir測量野帳カバーは仕事用とプライベート用が揃った。

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ガンガン使っていくぜ!

 

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Caramel Cuir キャラメルキュール 測量野帳カバー(仕事用)

先日、測量野帳についての記事を書いた。

 

丈夫なフィールドノートのため、そのまま使うのが測量野帳の正しい使い方だと思うのだが、私は革カバー大好き人間なので、測量野帳購入と同時に合うカバーをネットで探してみた。

 

そうしたところ大変興味深いカバーを発見し、即お買い上げした。

 

それがタイトルにある「Caramel Cuir キャラメルキュール 測量野帳カバー」になる。

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手帳好きの方はピンと来たかも知れないが、このカバー、かのトラベラーズノートにそっくりだ。

 

購入はハンドメイドマーケットプレイスのCreemaとなる。おそらく作者さんはトラベラーズノートを意識して作ったのだと思う。

 

トラベラーズノートはサイズがレギュラーとパスポートの2種類あり、様々なリフィルを挟み込むことが出来る。しかし測量野帳を挟もうと思うと、レギュラーでは大きすぎ、パスポートでは小さくて入らないため、測量野帳用を作ってくれたのだと推測する。

 

野帳用なので、サイズはピッタリ。

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使い方はトラベラーズノートと一緒で、真ん中のゴム紐を野帳で挟むだけだ。トラベラーズノートと同じく色々挟めるが、トラベラーズノートのように専用リフィルがあるわけではないので、野帳以外に挟もうと思った場合は、自分で適当に見繕う必要がある。

 

そこで、私はトラベラーズノート用のリフィルを加工して挟むことにした。

 

まず一つ目がクラフトファイル。

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レギュラーサイズのため、このままでは収まらない。ハミ出す部分をカッターでカットした。

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クラフト用紙なので簡単に切断できる。

幅も大きいため折り曲げてノリで接着。

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ピッタリ収まるサイズになった。

 

さらにパスポートサイズ用のジッパーケースも追加。

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さすがにジッパーケースは切れないので、レギュラーサイズではなく小さいパスポートサイズにした。

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野帳より一回り小さいが、使用には問題ない。こうして見るとクラフトファイルもパスポート用をそのまま挟んでも良かったかも知れないな。

 

最後は、ポケットシールを貼った。

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貼る位置はトラベラーズノートを参考に…

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それぞれカバーの裏側にセット。裏面は革がケバ立っているが、ポケットシールの両面テープは強力なのでガッチリくっ付いている。

 

以上でカスタマイズ完了。

 

最終的に測量野帳は2冊ファイルした。

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適度な膨れ具合。挟んだ野帳は横罫タイプのNOTE BOOKで仕事用で使う予定だ。

 

しかし、想像以上に満足いく仕様になったため、プライベート用の無地のEVERY BOOKにも同じカバーを用意しようと画策している。

 

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仕事始めに向けて、革靴&革小物を手入れしました。

いよいよ月曜日から仕事が始まる。

今日は仕事始めに向け、愛用している革靴と革小物を磨いた。

 

今回お手入れしたのはこちら💁‍♂️

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GAZIANO&GIRLING ガジアーノ&ガーリング HOVE ホーブ

 

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JOHN LOBB ジョンロブ CHAMBORD シャンボード

 

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土屋鞄 ブライドル長財布

 

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GOLD PFEIL ゴールドファイル キーケース

 

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HAZAKI Leather アピカ プレミアムCDノートカバー

 

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革工房ノーツ アピカ プレミアムCDノートカバー

 

以上、2足+4個になる。

因みに、この中で一番使用歴の長い小物はゴールドファイルのキーケースになる。15年くらい使ってるかも…もはやよく覚えていないくらいだ。ゴールドファイル倒産前の純粋なドイツ製キーケースで、見ての通りかなりエイジングが進んでいる。

 

長財布は2年半、HAZAKI Leatherのノートカバーは仕事用で半年、革工房ノーツのカバーに至ってはまだ2ヶ月ちょっとの使用期間なので、エイジングはまだまだこれからだ。

 

革靴もそうだが、革製品はエイジングが楽しめるのが良いです。自分自身の成長に合わせ、道具も一緒に経年変化していくこのエイジングという考え方は革製品の特徴といえるだろう。

 

靴やノートカバーを磨くことで、仕事を始めるための気分上げ儀式が完了した。

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以上、皆々様、2019年も頑張りましょう!

 

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革工房ノーツ プライベート用ノートカバー

私は仕事用のノートにアピカのプレミアムCDノートA6 (ハードカバー) を使用している。

 

そして、その仕事用ノートに革のオリジナルカバーを付けている。

 

オリジナルカバーの制作はHAZAKI Leatherという工房に頼んだ。このHAZAKI Leather&アピカノートハードカバーは実際に毎日仕事で使っている。

 

ここからが今回の本題になるが、実はプライベートでも日記的な感じでノートを使用している。

 

これまたアピカのノートでプレミアムCDノートA6になる。こちらは仕事用と違いハードカバータイプではなく普通?のタイプとなる。

 

そして、このノートにも革カバーを装着すべく、かれこれ一ヶ月以上前にカバーをオーダーしていた。

 

今回選んだ工房はHAZAKI Leatherではない。

前回作成したHAZAKIのカバーが意外と薄手で、ハードカバータイプのノートには問題ないものの、普通のノートにはソフト過ぎる気がして工房を変えることにした。

 

そして今回選んだ工房は革工房ノーツになる。

 

過去にノーツでノートカバーを制作して貰ったことがあり、その時は堅牢な作りをしたカバーだったので、問題なかろうと考えた次第だ。

 

そして待つこと一ヶ月以上…

 

先日、モノが無事に届いた。

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いざ、開封!

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待ちきれんとばかりに梱包材を荒々しく破りとり、いよいよご対面。

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むう。もう一枚ビニールが…

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出た!

 

見た感じはGood👍

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感の良い方はお気付きかも知れないが、実はこの表革、黒のコードバンだ。

 

そして中は…

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ボルドーのヌメ革。黒とボルドーの2色使いにしてみた。このセンス…我ながらいいね👍

 

オーダーメイドなので、革の種類、色そしてサイズと全て指定する必要があり、今回、私が指定した内容は下記の通りとなる。

【仕様】

カバーサイズ:縦160mmx横235mm(開い状態)

見開き右:手帳収納用ポケット、ポケット

見開き左:手帳収納用ポケット、3連カード入れ

ベルトループ留め有り

素材:表革コードバン 内=ヌメ革ワイン

縫製:蝋引き糸(黒)

以上の内容でお値段は、24,800円(税込)+送料が500円だった。

 

実際にノートを入れてみる。

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サイズを測ってオーダーしたから当然と言えば当然だが、驚くほどピッタリ。

 

前回頼んだHAZAKIではノートがハードカバーということもあり、少しサイズに余裕みてオーダーしたためピッタリというほどではなかった。もちろん使用には問題ないが、今回はギリギリを攻めたところ見事にハマった。

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素晴らしい。

 

オーダーする際にペンホルダーをどうしようか迷った。今回はシンプルが良かろうと考えてペンホルダーレスにしてベルトループ留のみとした。

 

じゃあペンはどうするかと言うと…

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ベルトループで固定する。

 

ベルトループは少しキツめに作ってあるのでペンごと留めても全く問題ない。ペンが落ちることもなくしっかり固定されているので、やはりペンホルダーを無しにしておいて正解だったようだ。

 

前回オーダーしたHAZAKIと今回のノーツを一緒に写真に収めてみた。

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仮に「どちらが気に入っているか」と聞かれたとして、回答は非常に悩ましいが、来たばかりという新鮮味と、ノート自体へのフィット感からノーツ制に軍配が上がりそうだ。

 

今回のノーツ制は黒にしたので、どちらかと言うとノーツ制が仕事用、HAZAKI制がプライベート用に向いている気がしてきた。今のノートを書き終えたら、入れ替えるかも知れない。

 

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