+αな暮らし

メーカーでインハウスのファシリティマネジャーとして建築・不動産に関する仕事をしています。このブログでは建築・不動産・施設管理系の資格挑戦についてと、革製品を始めとした愛すべきプロダクトについて書いています。

Rei Leather B6手帳カバー

昨年10月に今年用の手帳を選んだときに、手帳用のカバーとしてワイルドスワンズ OWLを購入した。

※その時の記事です。☝️

それから約三ヶ月間、OWLを使用してきたわけだが、色々と不満点が出てきた。

《ワイルドスワンズ OWLの不満点》

  • カードポケットがないので資格登録証や緊急用の名刺ストックなどを保管できない
  • カバーが丸く膨らんでいてなかなか手帳本体に馴染まない
  • 手帳本体の差し込み部分の幅が狭い(個人的にしっかり本体をカバーに差し込みたい)

これらの不満点を解消すべく、新たな手帳カバー探しの旅が始まったのが先月である。

 

その手帳カバー探しの旅を続ける(主にネット上で)中で偶然にもRei Leatherという革ブランドの存在を知った。

鹿児島にある、おそらく個人でやられているブランドだと思うが、なかなかセンスが良い。特にシステム手帳のデザインが私好みで、オーダーメイドも受け付けているとのことで、さっそく連絡を取ってみた。

 

実際にメールした内容

初めてメールさせていただきます。
⚫︎⚫︎と申します。

オーダーメイドが可能かのご相談です。
仕様としてはB6サイズの手帳カバーとなります。
システム手帳ではなく綴じ手帳のカバーとなりますので、カバー左右とも差し込み式となります。
(中略)
外観デザインはReileather様で作成されているベルト止めタイプのバイブル手帳をイメージしています。これの綴じ手帳版で内側の手帳本体差し込み部分は左右共にカードポケットにしていただきたいです。(それぞれ2〜3枚ずつ収納)

以上、作成可能か教えていただけると幸いです。

メールしたその日の内に返信いただき、製作可能ということで正式発注することになった。

途中、何回かメールのやり取りや紙ベースでの試作品の確認などを経て、一ヶ月ほどで完成、納品となった。

 

実際に届いた手帳カバー

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ふぅーカッコいい。デザインはRei Leatherのホームページ上で販売されているシステム手帳と全く同じで、使用している革はイタリアンレザーのアリゾナと呼ばれる革となる。牛の肩(ショルダー)部分を使用し、天然植物タンニンでなめし、シボ出し加工されている。

f:id:k-est:20250209145543j:image開いたところ(内側)

左右にそれぞれ3枚分のカードポケット、右側にペンホルダーを設けてもらった。

また開いたときに180度ガバッと開けるようオーダーしたので見ての通りフルフラットに開く。

f:id:k-est:20250209145505j:image開いたところ(外側)

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さっそくワイルドスワンズOWLから中身の手帳本体を移すことにした。

f:id:k-est:20250209145531j:imageワイルドスワンズOWLから本体を外したところ

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サイズを伝えて製作してもらったので、当たり前だがピッタリ収まる。

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完成!

ぐふー素晴らしい。

想像より良い。しかも重厚感がある。もっと軽いカバーと思っていたのだが、何か芯材が入っているのだろう。カバー自体が固く重い。この固さと重さは個人的にマイナスではなくプラスに働いている。

お値段はオーダーメイドなので開示を控えさせていただくが、Rei Leatherのホームページで販売されているほぼ同サイズのシステム手帳が45,000円なので、その辺りの価格帯ということで参考になるだろう。

 

なかなか素晴らしいカバーで満足度が高い。

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Rei Leatherの手帳を母艦手帳として、先日購入したPLOTTER リスシオ ミニサイズとの2冊体制で今年を乗り切っていきたい。

 

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