今日は久しぶりの在宅勤務。
リビングのテーブルでカタカタとキーを叩いていると、玄関のチャイムが鳴った。
「Amazonで〜す」
ああ、頼んでいたものが届いたか。
届いたのは、ゼブラの多機能ペン「ZEBRA SHARBO X PREMIUM」だ。
長年シャーボにはお世話になっているのだが、これまで愛用してきた一本が、どうにも主張が強すぎた。会議室で出すたび、上司や同僚の目が一瞬だけペン先に吸い寄せられる——そんなことが何度かあった。
そこで、もう少し控えめな装いの一本を迎えることにしたのである。
さて、それでは届いたペンを見ていこう。

なかなか立派な箱である。

箱を開けるとまたケースが出てくる。

箱を開けると、静かな光を帯びたブラウンゴールドのペンが出てきた。

最後までブラックゴールドと迷ったのだが、ブラウンの方がゴールドの柔らかさを引き立てるように思えて、こちらに決めた。


うん、落ち着いている。けれど、地味ではない。
まるで「わたし、分かる人には分かるタイプなんです」と言いたげな佇まいだ。
シャーボは、シャープペン1本とボールペン3色の組み合わせだ。届いた時点では芯がセットされていなかったが、そこは想定の範囲内。
何せ私はシャーボ歴が長い。替芯など、すでに3色すべて箱買い済みである。

替芯を準備。

芯を一本ずつセットしていく。
シャープペンは使う予定はないので、ボールペンのみセットした。

すでに少し、仕事のやる気が湧いてきた気がする。(気のせいかもしれない)
ちなみに、これまで使っていた“ド派手”なシャーボがこちら👇

上の金色のペンがこれまで使ってきたペンとなる。
金色の輝きがまぶしい「SHARBO X GS40th」という2017年にシャーボ誕生40周年を記念したモデルで、確かに特別な一本ではある。
👆SHARBO X GS40thを紹介したときの記事です。
ただ、妻からは一貫して「成金ペン」と呼ばれていた。金ピカ具合にそう感じてしまうのだろう。まあ、否定はできない。
ふと見ると、出窓の上からミケがこちらを見下ろしていた。

新しいペンを撮影しようと夢中になる私を、どこか達観した目で眺めている。
——人間というものは、つくづく面白い生き物だ。
ミケの目がそう語っていた。(ような気がした)
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