+αな暮らし

メーカーでインハウスのファシリティマネジャーとして建築・不動産に関する仕事をしています。このブログでは建築・不動産・施設管理系の資格挑戦についてと、革製品を始めとした愛すべきプロダクトについて書いています。

一級建築士《製図》平行定規をやめてみた。

1月から一級建築士 設計製図試験の勉強を始めたわけだが、これまで使用してきた平行定規を使うのをやめてみることにした。

 

なぜ使うのをやめてみたのか…

平行定規なしで作図している方のタイムラプス動画をInstagramで見たのがキッカケとなる。平行定規なしで描いても時間が変わらなければ、わざわざ重い平行定規を試験に持っていく必要がない。使うのは三角定規一つのみ。

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Instagramの方は用紙を貼らずに描いていたが、私的には用紙を固定した方が描きやすい気がする。

 

第一課題 3回目 取り組み

第一課題の3回目取り組みを平行定規なしで取り組んでみた。ずっと同じ課題だと飽きてくるので、勝手に問題文を改変した。

 

【改変したところ】

  • 自走式の地下駐車場10台 → ターンテーブル&カーリフト式の機械式駐車場30台に変更
  • 地下1階、地上5階建 → 地上7階建に変更
  • 代替進入口を設ける条件を追加

 

完成した図面がこちら👇

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  • エスキース:1時間50分
  • 作図:3時間半

 

本試験では代替進入口出るかな。。それと基準階のレンタブル比指定(70%以上とか)も条件指定されそうな気がする。

 

ちなみに今回の図面はレンタブル比70%切っている。基準階の奥行を3スパンにした訳だが、2スパンをオフィス、コアを1スパンとした場合、スパン長が同じだとレンタブル比が70%を切ってしまうので、もし本試験でレンタブル比指定があった場合は注意が必要と言うことを実感した。

 

平行定規なしのメリット・デメリット

今回、平行定規なしで取り組んだわけだが、作図時間は平行定規有りの場合と変わらなかった。とは言え、それぞれメリット・デメリットがあるので書いておきたい。

 

【平行定規なしのメリット】

  • 何と言っても身軽。本試験で重い平行定規を持っていく必要が無いのは何よりもメリットだと思う。
  • 図面が見やすい。平行定規で図面が隠れないので俯瞰して見やすい。一箇所ずつ完成させていくのに向いている。

 

【平行定規なしのデメリット】

  • 真っ直ぐな直線を引くときに注意が必要。油断していると斜めになっていたりするので、長い直線を引く際は三角定規をしっかりマス目に合わせて引く必要がある。その動作に少し時間かかるが、平行定規を上下に動かしたりする手間がない分、トータルではあまり時間が変わらなかった。

 

上記のメリット、デメリットやタイムに関しては私の個人的な感覚なので、実践される際は自己責任でお願いします。

 

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