+αな暮らし

メーカーでインハウスのファシリティマネジャーとして建築・不動産に関する仕事をしています。このブログでは建築・不動産・施設管理系の資格挑戦についてと、革製品を始めとした愛すべきプロダクトについて書いています。

NEW&LINGWOOD ニュー&リングウッド フルブローグ

先日ヤフオクで買って、そしてすぐ手放した靴がある。

それが今回紹介する NEW&LINGWOOD ニュー&リングウッド の靴となる。

 

ニュー&リングウッドの靴はお初なので、まずはブランド紹介からしておく。

NEW&LINGWOOD ニュー&リングウッド

1865年にエリザベス・ニュー氏とサミュエル・リングウッド氏がイギリスのイートンで、シューズメーカー「ニュー&リングウッド」を創業。イギリスの名門「イートン・カレッジ」の学校指定靴として、5世代以上に渡る多くのイートニアンに商品を提供し続けた。

学生時代にニュー&リングウッドに魅せられた多くの英国紳士達が、卒業後もニュー&リングウッドを愛用し続けている。

1972年、ポールセン・スコーンを買収。ジョセフ・ゲイン靴店を通じて販売していたクラシカルな靴をコレクションに加えた。

 

さて、ここからは実際に手元に届いた靴を見ていこう。

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デザインはフルブローグ。ウィングチップともいう。個人的にはフルブローグという呼び方の方が好きだ。なんかチップっていう響きがチップンデールを彷彿とさせる。🐿 笑

 

ラストは248。出品者説明ではエドワードグリーン製かクロケット&ジョーンズ製との事だったが、248ラストとなるとクロケットだろう。

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オーソドックスなデザインだ。こういうコンサバなデザインが自分の歳に左右されず長く履ける靴と言える。イギリス靴らしい。

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ソールはレザーソールで、縫い糸を見せないヒドゥンチャネル仕上げとなっている。土踏まずにNLのロゴが刻印されていた。

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インソックシートのロゴは金色の箔押しタイプで、ここもクロケットのレギュラーラインを彷彿とさせる。

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ライニングには手書きで品番とサイズとラストNo.が書かれていた。

 

さて、この靴、未使用品の割には安くゲットできたが、それには理由があって実は両足ともアッパーのサイド部分、コバ付近にシミがあった。

 

と言ってもそれは最初から出品者の説明文にちゃんと明記されていた。その上で「これくらいのシミならクリームを塗り込み目立たなくすることができるだろう」と考えた次第である。

 

問題のシミがこちら。👇

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これをとりあえずタピールのレーダーオイルで手入れしてみた。レーダーオイルは塗ると全体的に色が濃くなるので、必然シミが目立たなくなるハズ。

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うーん🤔 確かに多少目立たなくはなったが、それでもまだ分かるなあ。あとは色付きのクリームで補色すればそれほど気にならないレベルになるかな。

 

だけど、そこまではやらなかった。

それは何故か…

 

それはサイズが合わなかったから。

 

サイズ6Eとの事だったので合うと思ったのだが、足を入れてみたところ、残念ながら私には少し小さかった。

 

そういう事で、既に手放してしまったというわけだ。なかなか丁寧な作りをしている靴だったので残念。

 

手放したものの、ニューリングウッドネームの靴はなかなか購入することが無いと思うので、今回改めて紹介させていただいた次第である。

 

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