どうもESTです。
第40回目となる革靴紹介です。今回は「LECOTT レコット」の革靴です。
レコットは余程の革靴好きじゃないと知る人は少ないのではないでしょうか。栃木県足利出身の靴職人津久井玲子氏によるブランドなのでMADE IN JAPANの靴になります。
レコットのサイトから津久井玲子氏のプロフィールを引用させて貰います。
【津久井玲子氏プロフィール】
靴職人になることを決意したものの、どこに行ったらいいのか当てもなく、ただ電話帳で靴を作っている工場を探し見学する日々の中で、偶然本屋さんで手にした雑誌に靴職人・関信義氏が紹介されていた。
そこには工場では物足りなかった自分の理想とする職人の姿と書かれていた言葉が心に強く残り手紙を送り訪問することになる。仕事に対する姿勢と作業している姿、そこで目にした靴、全てに魅了されて絶対にこの人の傍で働きたいと通い続けたことがこの仕事に携わることのはじまりとなった。
- 1993年 関信義氏に念願の弟子入り。2年間の修行生活で靴作りの基礎を学ぶ。
- 1995年 三田製靴に底付け師として入社。
- 1997年 マッケイ製法の高級紳士靴を製造していたマツバ製靴に底付け師として入社。さまざまな工場で培った技術や経験が職人としての基盤を作る。
- 2003年 独立。墨田区に仕事場を構える。修理靴・OEMなどを手掛ける。
- 2006年 自身のブランドを立ち上げる。「REIKO TSUKUI」として新宿伊勢丹で既成品の展開がスタート。主にハンドソーンウェルテッド製法を主体とした既成ラインで、年一回パターンオーダーを開催。
- 2010年 オリジナルブランドを「LECOTT」として、お客様と一対一で作り上げるフルオーダーからハンドソーンウェルテッド製法を主体とした既成品を展開。
(「LECOTT」のサイトより引用)
さて、そんな津久井玲子氏が立ち上げたレコットのフルブローグが今回の主役です。
見ての通りのコンビ革。ダークブラウン&ブラックのシックな装いは、余程かしこまった場でなければビジネスでも十分いけるかと思います。
革質も実に素晴らしいです。世の女性が羨むようなキメの細かい肌の持ち主ならぬ持ち靴です。
デザインに関しては、見ての通りフルブローグ(ウィングチップ)になりますが、お洒落なメダリオンに、スタイリッシュなラストと何やら女性らしさを感じますね。女性靴職人だからこその色気でしょうか。。
サイズは6.5です。細身のラストのせいか、サイズに若干の余裕があるのに対しウィズはジャストフィットです。フィッティングは許容範囲内なので問題ありません。
ソールはレザーソールですが、後からVibramのハーフラバーを張りました。上の画像は張る前の画像です。ヒドゥンチャネル仕上げが綺麗ですね。
インソックシートにはレコットのロゴとLimited Editionと刻印されています。
まだまだ登板回数の少ない靴ですが、これからガンガン履いていきたいですね。
以上、レコットでした。
それではまた👋