今回紹介する革靴はハンガリーの靴ブランド VASS SHOES ヴァーシュ から「ADELAIDE アデレード」というモデルになる。
ヴァーシュの靴は一昔前は知る人ぞ知る隠れた名靴だったが、最近はAmazonでも購入することが出来るためか、大分メジャーになってきた気がする。
また、アウトレットモール入間の1F 1170区画にあるユナイテッドアローズ アウトレット シューストックでもVASSを扱っているので、サイズが合えばお買得だ。
こちらのお店ではVASSの場合、大体5万円台で手に入るので、アウトレット品と言えど伊勢丹やAmazonに比べるとかなり安く買える。アウトレットの難点はモデル点数が少ないのとサイズが限られることだが、アウトレットの特性上、致し方ない。
話しが脱線したが、ヴァーシュの靴は既に別モデルを紹介済みなので、今回はブランド紹介は割愛する。
ADELAIDE アデレード
デザイン的にはクォーターブローグだが、アイレット部を囲む意匠が竪琴の形をしているのがモデル名の由来となっている。
ヴァーシュに限らず、この竪琴型の意匠をしている靴を一般的にアデレードと呼んでいる。
革質も特徴的で、見ての通りのシボ革だが、かなりのシボシボ具合だ。いわゆる型押しカウハイドになるのだが、実に堅牢な革で、傷が付きにくい特性を持っている。
ラストはFラストと呼ばれるラウンドトゥのデザインが特徴的なロベルト・ウゴリーニ制作のイタリアンラストの一つとなる。
製法は天下のハンドソーンウェルテッド製法だ。
ソールはレンデンバッハ。いわゆるJRソールと呼ばれる耐久性のあるレザーソールになる。
続いてライニングとインソールを見てみよう。
アイボリー一色の地味な内部。しかしながらこのオーソドックスな色合いが質実剛健な靴を作るVASSらしいとも言える。インソールはクッション性があり柔らかな履き心地を実現している。
サイズは39.5で、24.5cmの私の足に合っており、タイト過ぎずピッタリとしたフィッティングだ。所有している靴の中でもフィッティング度はかなり高い。
VASS SHOESはしっかりした靴を作るブランドなので個人的にはおススメするブランドだ。当然このADELAIDEもお気に入りの靴なのだが、今日は雨が降っている中、レザーソールのこの靴を選んでしまった。
既に止んでいると思ったら、思いっきり降っていた。電車の時間が押し迫っており、履き替える時間がないため、このまま行ったが、濡れてしまい朝からテンションガタ落ちである。
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