今日は先日入手したErmenegildo Zegna エルメネジルド・ゼニアの靴をご紹介したい。
この靴はゼニアの中でもナポリ・クチュールという最上位ラインになる。
さて、何はともあれ、まずはエルメネジルド・ゼニアというブランドについて書いておく。
Ermenegildo Zegn エルメネジルド・ゼニア
1910年にエルメネジルド・ゼニアによって創立されたイタリアを代表する世界的ファッションブランド。ミラノに本社を置く。
19世紀後半、アンジェロ・ゼニアが羊毛の製織を開始。1892年に生まれたその末息子のエルメネジルド・ゼニアが1910年に服地工場を設立したのがエルメネジルド・ゼニア社(ゼニア社)の始まりである。ゼニア社の服地は1938年にアメリカ合衆国への輸出が始まり、1940年までに40か国以上で販売されるようになった。
1960年代に入るとエルメネジルドの息子であるアンジェロとアルドが事業を引き継ぎ、1968年にプレタポルテ事業、1972年にパターンオーダー事業を開始。また、1980年代にはミラノとパリに単独ブランドの店舗を開いている。
現在、エルメネジルド・ゼニアは80以上の国・地域の555店舗で販売されており、そのうち311店舗が直営店である。また、2010年12月にはオンラインショップもオープンしている。(出典Wikipedia)
上記の通り、ゼニアは靴ブランドではなく服飾ブランドになる。
靴に関しては、2002年にサルヴァトーレ・フェラガモと共同で合弁会社「ZeFer ゼフェル」社を立ち上げ、メンズシューズに本格的に進出したのが始まりとなる。
因みにZeFerという社名は、ゼニアとフェラガモの頭文字をもじった安直なネーミングだが、元々ブランド名って人の名前そのままが多いから大概安直なイメージだ。
最上位のナポリクチュールラインは、フェラガモのトラメッザラインと同等の品質となっており、日本での販売価格は20万円前後だと思われる。
フェラガモのトラメッザもそうだが、この靴はソールの詰め物が一般的なコルクを砕いたものではなく、厚手の一枚革というのが特徴となる。その恩恵として歩行時の安定性が向上してるそうだが、まあ…私のような素人にはそんなに違いが分からない。笑
さて、このナポリクチュールだが、サイズは5 1/2となり、私が普段履いている6に比べるとハーフサイズ小さいが、元々作りが大きめのイタリア靴なので、履くときに若干タイト目ではあるが問題なく履けている。
写真では分かりづらいが、カラーは濃いめのネイビーとなる。革はファインカーフとなり、ソールはレザーソールにハーフラバー仕上げとなっている。
残念ながら、左足のXXXマークが取れてしまっている。
アッパーの色は写真の通りムラ感のある濃い目のネイビーだが、あまり気に入ってはいない。ブラックのクリームで黒化したい。
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