【CONTENTS】
はじめに
昨今の生成AIの進歩が目覚ましい。
特に有名なのがOpenAIのChatGPTだろう。
質問したい内容をテキストプロンプトで入力するだけで、まるで人と会話しているかのようなやり取りが実現する。あまりに出来が良いので大学の卒論に利用したりする人がいるとかいないとか…
そんな目指しい進歩を遂げている生成AIだが、Microsoft社が開発したBing イメージクリエーターという画像を生成するAIがあるのをご存知だろうか?
Microsoft Bing イメージクリエーター
イメージクリエーターは、生成したい画像をイメージしたテキストプロンプトを入力するだけで画像が生成できるソフトとなる。
画像を生成する際には、前述のChatGPTを開発したOpenAIのDALL·E2が使用されている。
イメージクリエーターの使用は無料で、Microsoftのアカウントさえ持っていれば誰でも利用することができる。
実際に使ってみた
上記画像の上段枠内に生成したい画像をイメージしたテキストを入力をする。
試しに「くたびれたサラリーマン」と入力したところ…
上記画像が生成された。笑
くたびれたサラリーマンと言うかゾンビみたいだな。。
見ての通り、一回の生成で4案作成されるが、基本的に似た感じの画像となる。
今回生成された画像は写真のようなリアルかつ白黒の画像だが、例えばこれを「くたびれたサラリーマン 風刺画」というようにワードを追加して生成すると…
上記画像のようにまったく違う雰囲気の画像が生成される。
鉛筆画や油絵とすれば、それっぽく仕上げた画像になる。
イメージクリエーターの使用は無料と書いたが、回数制限がある。
テキストプロンプトを入力する画面の下に雷マークと数字が書かれており、その数字が利用できる回数を表している。
上記であれば、あと2回利用可能ということになる。この雷マークはブーストと呼ばれており、テキストプロンプトを送信するたびに1つずつ消費されていく。
ただし、このブーストは毎日補充されていくので、その補充される範囲内であれば、何回でも利用は可能だ。
また、ブーストが0になっても利用することができるのだが、画像が生成される速度が著しく遅くなり、最大で5分程度かかることになる。
注意点
公式によると、オンラインサービスの性質上、作成物はユーザーごとに一意でない場合がある。
つまり、他のユーザーが同様の質問をした場合、同じ画像が生成されることもあれば、類似した画像、または全く異なる画像を受け取ることがあるということだ。
また、個人の合法的な非商業的目的のために作成物を使用できるとなっているので、生成した画像を商用利用するのは不可となる。
さらに、第三者の著作権コンテンツが含まれている可能性があるため、そのことを念頭において使用した方が良いだろう。
とは言え、商用利用がそもそも禁止されているので、そこまで問題になることは少ないと思われるが。。
最後に
私のインスタのプロフィール画像をこのイメージクリエーターを利用して作成してみた。
私のインスタのプロフィール画像
本当はこのブログのプロフィール画像でも使用することを考えていたのだが、アドセンスを利用しているため、商用利用にあたることを懸念し、やめておいた。
以上、画像生成AIであるMicrosoft Bing イメージクリエーターの紹介となる。
なかなか面白いので、個人利用の範囲で節度を持って楽しんでいきたい。
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