昨年、今年と2年連続で一級建築士 設計製図試験に挑戦し、あえなく玉砕した。(今年の結果はまだ出ていないが、自分の中では、ほぼ不合格確定)
はじめに
2年連続で通信添削講座を利用した身として言わせて貰うと、通信添削講座での合格はかなり厳しいと考えている。
それこそ総合資格学院や日建学院の長期経験者が利用するならともかく、通信添削オンリーでの合格はほぼ不可能ではないだろうか。
私としても最後くらいは予備校に通って納得のいく結果を得たい。そう考えて来年の勉強は予備校に通うことを前提に検討することとした。
今回の記事は最終的にどこの予備校を選んだのか、検討過程も含めて書いていきたい。
予備校の種類
一級建築士の予備校となると、一般的には総合資格学院、日建学院、TACの三つが有名どころとなる。
他にも全日本建築士会や、私が今年受けた建築士塾なども通信講座以外に教室での対面講座もしているので予備校と言えなくもないが、規模が小さく、やはり合格者の大半を占めているのは、この3校となる。(TACは総合資格と日建に比べれば圧倒的に少ないだろうが…)
検討過程
そのため、総合資格学院、日建学院、TACの三つに絞って検討を進めた。
TAC
まずTACについては受講料が一番安いのが特徴だ。3月から開校する総合設計製図本科生を選んでも39.6万円(税別) ※早割が効いて37.4万円(税別)となる。
総合資格や日建学院に比べ格安なのは魅力的だが、ふと冷静に考えた。もし来年も不合格になったとき「やっぱり総合資格や日建にしておけば良かった」と後悔しそうな気がする。受講料の安さで選んだら昨年や今年の通信添削と同じだ。そう考えたとき私の中でTACという選択肢は消えた。
それとTACについては、やはり総合資格と日建に比べると課題数も少なく「本気度」が薄い気がしたのも除外した理由となる。
実際に窓口に行き、話しを聞いたが、担当してくれた方があまり詳しくなく、答えられないことは都度どこかに電話して確認しており、何だかなあ…となってしまったのもマイナスイメージだった。
総合資格学院
次に検討したのは一級建築士試験No.1の合格者数を輩出している総合資格だ。
しかし、総合資格は受講料が圧倒的に高い。TACの時には受講料の安さでは選べないと書いたが、正直、高過ぎるのも考えものだ。
3月開講の設計製図完全合格対策コース90万円(税別) ※早割が効いて80万円(税別)は高過ぎて、さすがに妻の許可が下りない。
そうすると必然的に本試験課題が発表されてから始まる設計製図コース57万円(税別) ※早割が効いて54万円(税別)が対象となる。
しかしこれは後述する日建の3月開講の長期コースとほぼ同額になり、日建が3月開講なのに対し、総合資格は8月開講になるため、総合資格を選ぶメリットは少ないと考えた。
さらには課金システムも詐欺みたいな感じで印象が悪い。
日建学院
最後に残ったのが日建学院となる。
日建の設計製図試験対策は、3月開講の設計製図パーフェクト本科コース65万円(税別) ※早割が効いて55万円(税別)と、本試験課題が発表されてから取り組む設計製図本科コース50万円(税別)がある。
来年が最後の挑戦と考えると、少しでも合格の確率を上げるために、3月開講のパーフェクト本科に的を絞って検討を進めることとした。
教室選び
日建学院を選ぶとして、どこの教室に通うかも重要となる。
総合資格もそうだが、日建学院は全国に教室があり、私が住んでいる埼玉県だけでも下記の7校が存在する。
- 熊谷校
- 大宮校
- 川口校
- 川越校
- 所沢校
- 朝霞台校
- 南越谷校
自宅から通うことを考えると実質選択肢は3つ。この内、一番自宅から近い教室は分校で教室も小さく受講者数も少ない。個人的なイメージだが、分校は二軍みたいな感じがして、受講者数も少ないとなると他の受講生の図面を見たりする機会も限られてくると考えた。
そのため、せっかく同じコースで同じ費用を払うなら本校の方が良いのではと考え、2校に的を絞り検討を進め、最終的には自宅から電車の乗り換えなしで通える方に決めた。通学時間は電車30分+駅から歩いて5分程度となる。
受講申し込み
本日、実際に日建学院に行き、受講申し込みをしてきた。
申し込みをしたコースは前述の通り「一級建築士 設計製図パーフェクト本科コース申込」となる。
受講料は10万円の早期割引ありで、55万円(税込60.5万円)。かなり痛い出費だが仕方ない。自分への投資と割り切るしかない。教育訓練給付金制度も使うので、最終的には10万円帰ってくる予定だ。
何にしても、来年が最後の挑戦となるため、悔いがないよう頑張りたい。
日建学院の謎キャラ
【プロフィール紹介&当ブログについて】