先日、性懲りも無く靴を購入してしまった。
今回はその購入した靴を履いて出勤しているので、ついでに靴の紹介もしておく。
購入先は、中古紳士靴専門店studio.CBR産になる。
その購入した靴とは…
JOSEPH CHEANEY IMPERIAL COLLECTION HOLYROOD
ホーリーロード、モデル名がカッコいい👏
このホーリーロードは「クロケット&ジョーンズ」のハンドグレードライン「ロウンズ」に雰囲気が似ているね。
(Crockett&Jones LOWNDES)
片やクロケットのハンドグレード、そしてホーリーロードはチーニーの最高級コレクションであるインペリアルコレクション。値段設定も似ており、ロウンズは税込91,800円(※トレーディングポスト値段)、ホーリーロードは税込92,880円(※ブリティッシュメイド値段)となる。
そのホーリーロードが中古とは言え、ポイント引きもあり27,000円だった。正直高いのか安いのかよく分からないが、私は安く感じた。2万7千円の中古靴を安く感じてしまうのは、革靴にハマった人が陥る末期症状だろう。笑
まあ、何にしてもスエードなので、あまり人気は無さそうだ。
さて、それでは隅々まで見ていこう。
まず見ての通りのスエード靴だが、一番気になる部分として、右足の甲部分の色が薄いことが挙げられる。
中古品なので致し方ないが、遠目に見ても白っぽくなっている。
いずれスエード用の補色スプレーでの補色を考えている。たぶん、それだけでこの靴は一気に蘇るだろう。
インペリアルコレクションはチーニーの中でもかなりドレス度が高く、ラストは専用の208を使用しており、細身でスタイリッシュな形状が特徴的だ。
ヒールはピッチドヒールなのでスッキリしている。
見ての通りダブルモンクだが、ストラップ部はゴムになっているので伸縮して溜めやすい。ストラップ靴の場合、このゴムの有無で留めやすさが全然違うので、何気にポイント高い。
ソールを見ていこう。
前オーナーがハーフラバーを貼っているが、このラバーがまだピカピカの状態だ。
貼ってから未使用ではなかろうかと想像。
縫い糸を見せないヒドゥンチャネル仕上げに、ハーフラバーで隠れているものの半カラス仕上げも見て取れる。さらにベべルドウエストになっている。実に手が込んでいる。高級モデルで施される技術がふんだんに使われている。
お次はインソール。
インソックシートとライニングはバーガンディがかった濃い茶系で同色となる。
ライニングにはエドワードグリーンのような丸窓付き。窓内の表記はモデル名とサイズのみのシンプルなもの。
インソックシートはハーフタイプだが、つま先側が綺麗な状態だ。
シューツリーは付属していなかったが、手持ちのベルルッティのツリーを入れてみたところピッタリ合った。
厳密に言えば、もう少しテンションかかる方が良いが、他に適当なツリーが無いので当面このツリーで代用していくことにする。
そして履く前に軽くメンテ。
スエードなので、専用の栄養スプレーをひと吹き、その後、防水スプレーしておいた。
それぞれ乾燥後、ブラッシングして今日のデビューと相成った。
うむ。なかなか良い。
このインペリアルコレクションには黒のストレートチップモデルで「BUCKINGHAM バッキンガム」というモデルがある。
https://www.british-made.jp/fs/british/gd1941
この靴が実にカッコいいので、このホーリーロードでラスト、サイズ感を確認し、問題無ければいずれバッキンガムも購入したい。👞
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