いよいよ年末仕事納めの週だ。
そんな週初めの月曜日ならぬ火曜日にちょっと珍しい靴を履き下ろしましたので紹介したい。
その靴とは…
イギリスの古豪🇬🇧GRENSON グレンソンになる。グレンソンの靴はたびたびこのブログで登場している。
グレンソンは1866年創業の革靴メーカーなので2018年現在で152年の歴史を持っている。
1866年って日本だったら慶応2年だ。思わず何があった年なのかネットで調べてみた。🔎
そうしたところ、坂本龍馬仲介のもと西郷隆盛・小松帯刀と桂小五郎が会談し薩長同盟が成立した年みたいだ。🤝
話しが逸れたが、何故創業年の話しをしたのか… それは今回紹介するモデルがGRENSON創業125周年を記念したリミテッドエディションだからだ。🎉
正式には「6324/01 Limited Edition リミテッドエディション」と言う。
125周年なので、かれこれ27年前の靴になる。それなりにヴィンテージだが、未使用品なので綺麗なものだ。
少しポテっとしたクラシカルなフルブローグで飽きのこない長く履けるデザインと言える。これは私が考える「一生履ける靴の3条件」の一つでもある。
こちらの靴のアウトソールを見てみると「BENCH MADE IN ENGLAND」と「GOODYEAR WELTED」という文字が刻印されている。このグッドイヤーウェルト製法も、一生履ける靴の3条件の一つであるオールソール可能な靴になる。
トライアンフスチールは後付け。丸っこいラウンドトゥなのでトライアンフがピタリと合う。
次にインソールを見てみよう。
エンジ色のインソックに金箔文字のロゴ。そしてブランドロゴを囲むようにANNIVERSARYとLIMITED EDITIONという文字が書かれている。なかなか特別感があるな。
エンジ色のライニングには白文字でモデル番号とサイズが記載されている。リミテッドエディションと言えどマスターピースのような丸窓ではないが、これはこれでグレンソンらしくて好ましい。
シューツリーはチーニー用のツリーを合わせているが、ぽってり系のツリーで形状、サイズとも誂えたか如くピッタリだ。
この靴は125周年記念モデルと作られた年代がハッキリしてるので、大事に履いていき、一緒に年を重ねていきたい。
以上、第41回目となる革靴紹介でした。今年の所有靴紹介はこのグレンソンが最後になるでしょう。
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