+αな暮らし

メーカーでインハウスのファシリティマネジャーとして建築・不動産に関する仕事をしています。このブログでは建築・不動産・施設管理系の資格挑戦についてと、革製品を始めとした愛すべきプロダクトについて書いています。

JOHN LOBB WILLIAM ジョンロブ ウィリアム

今回ご紹介する所有靴はJOHN LOBB ジョンロブの「WILLIAM ウィリアム」となる。


ロブのウィリアムと言えば、ダブルバックルドのドレスシューズを思い浮かべるが、今回紹介するウィリアムは違う。

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そう。コテージラインのウィリアムである。

 

コテージラインはジョンロブのカジュアルラインで、かれこれ約20年前に廃盤になってしまったため今では中古品でしか手に入らない。その中古品も年々状態の良いものは姿を消しつつある。

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どうだろうか。この状態の良さ。グレインレザーにラバーソールと全天候型の靴だ。


コテージラインの製作は「Paraboot パラブーツ」や「HESCHUN エシュン」が請け負っていたのは有名な話しで、確かにこの靴もパラブーツのウィリアムにそっくりだ。

 

それもそのはず、ジョン・ロブのウィリアムを、後に自社製品として復刻させたのが、パラブーツのウィリアムになる。まさにブランド名違いの兄弟靴と言える。

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製法は雨に強いノルウェージャンウェルト製法のため、今まで雨の日靴として何度も履いてきたが、最近になって、どうもそんなに雨の日に強くない靴のような気がしてきている。と言うのも、アッパーのグレインレザーに水が染み込んでしまうためだ。これだったら普通にパラブーツのリスレザーウィリアムの方が耐水性で優れているだろう。そのため雨の日靴としての使用を控え始めている今日この頃である。

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踵部分に多少のスレはあるものの、状態は非常に良好。

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特筆すべきは履き心地だろう。見た目とは裏腹に柔らかな履き心地を実現している。


しかしながら、雨の日靴としての立ち位置がグラついてきたことから私の中でこの靴の存在意義が薄れてきた。

 

そのため手放すことも検討している。

 

《追記》

ネットオークションで手放しました。

 

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