ひたすら所有する革靴を紹介し続けている。
今回はJOHN LOBB ジョンロブの「CHAPEL チャペル」を紹介したい、
言わずと知れたキングオブシューズのジョンロブを代表するプレステージラインのダブルバックルドの靴だ。
さて、ここで言うプレステージラインとは何か…
それは、ジョン・ロブの中でもビスポーク(オーダーシューズ)の要素をとりいれたラインで、手作業で仕上げたソール、細身でスタイリッシュなシルエット、厳選された素材はまさに最高級の靴と言える。
そして、そのプレステージラインの中でも人気モデルの一つがこのチャペルとなる。
ジョンロブのダブルバックルドと言えばウィリアムも有名だが、カッコ良さで言えば、間違いなくチャペルに軍配が上がるだろう。
革質はミュージアムカーフとなる。
ウィリアムと違い、狭い間隔で平行に配置されたバックルがセンスの良さと高級感を醸し出している。
シームレスヒールも高級感を後押ししている一因と言えるだろう。
ソールは出し抜い糸を見せないヒドゥンチャネルで、半カラス仕上げとなる。ここら辺も高級靴では当たり前となっている仕様だ。
そして、トゥを保護するため後付けでヴィンテージスチールを取り付けてあるのも私の靴では定番だ。
インソックはつま先までの一枚物のフルソックシート。
ラスト(木型)はセミスクェアトゥの8000が採用されている。
サイズは6E。若干タイト目の私好みのフィッティングとなる。ラスト8000のサイズ感は一般的な6Eと考えておけば良いだろう。
そしてチャペルの最大の特徴とも言えるのが、一枚革を贅沢に使用した作りにある。それは下の写真を見れば一目瞭然。
継ぎ目のないシームレスヒール、そしてバックル部分をめくればこの靴が一枚革で作られているのを確認することが出来る。
以上、キングオブシューズ ジョンロブのチャペルとなる。