+αな暮らし

メーカーでインハウスのファシリティマネジャーとして建築・不動産に関する仕事をしています。このブログでは建築・不動産・施設管理系の資格挑戦についてと、革製品を始めとした愛すべきプロダクトについてつらつら書いています。

Santoni サントーニ Limited Edition リミテッドエディション TRAMINER トラミナー

※この記事は2019年12月31日に加筆修正及び写真の差替えをしています。

 

どうもESTです。

久しぶりの革靴紹介です。

 

今回、満を持しての登場は「Santoni サントーニ」の至宝、「Limited Edition リミテッドエディション」です!とは言え、満を持して登場と言いつつも、実は前々回の革靴紹介もサントーニのリミテッドだったりします。前回はローファー、今回は「TRAMINER トラミナー」と呼ばれるラストを使用したホールカットシューズです。


サントーニのブランド紹介は前回しているので、今回は割愛してホールカットのデザインの素晴らしに重点を置いて紹介することとします。

 

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どうでしょうか?この素晴らしさ。

 

ちなみに写真にある純正シューツリーは入れたが最後、もの凄いタイトフィットのため、なかなか取れません。

 

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そのため、普段は他のシューツリーで代用しています。

 

さて、気を取り直して靴を見ていきますと、カラーはベージュをベースにトゥは濃いブラウン、そしてよく見ると様々な色が使われていることが分かります。これらは全て職人さんによるハンドフィニッシュです。

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さらにリミテッドエディションの特徴とも言えるスキンステッチの妙技。パンチングとのコラボが見事。ぐうの音も出ません。

 

この靴の難点を上げるとすればサイズでしょうか。サイズは6ですが、サントーニは通常のUKサイズより大振りな作りとなっているため、必然、通常UK6が適正の私の足(24.5cm)からすると大き目です。

 

そのため、本当はやりたくないのですが、普段履く時はインソールを入れてサイズ調整をしています。

 

リミテッドエディションのアウトソールは新品の状態では芸術的な作りをしていたのですが、履いている内に見るも無残な状態に。。

 

ちょっと画像粗いですが、新品時の状態👇

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現在👇

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これはレザーソールの宿命とも言えます。この靴は元のデザインが凝っている分、より切ないだけです。

 

インソックシートのデザインも通常ラインとは違います。写真では分かり辛いですが、フルソックシートではなくハーフシートです。

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ライニングの小窓に書かれている文字は滲んで読みにくいです。

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前回ご紹介したローファーもそうですが、サントーニは水性ペンでも使用しているのでしょうか。その内、消えてしまうんじゃないかと要らぬ心配をしてしまいます。書かれている内容はラスト名の「TRAMINER」とサイズですね。

 

さて、このリミテッドエディションは、サントーニの最上級ブランドだけあり、お値段も最上級です。レディメイドとしてはジョンロブやベルルッティ、コルテなどと並ぶオーバー20万の靴になります。しかし、それだけに作りは素晴らしく、一足一足ハンドソーンウェルテッド製法で丁寧に作られています

 

専用箱も気合入ってます👇

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外はグレー、中は発色の良いオレンジで、なんと言っても箱がデカい!他のブランドの靴箱の1.5倍くらいあります。ハッキリ言って邪魔です。(笑)

 

履けば履くほど、もう一足デザイン違いのリミテッドエディションが欲しくなる。個人的にはベルルッティを買うお金があればサントーニのリミテッドをお勧めしたいですね!

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うむ。実に素晴らしい。

 

 

お読みいただきありがとうございます。次の記事でまたお会いしましょう。👋