+αな暮らし

メーカーでインハウスのファシリティマネジャーとして建築・不動産に関する仕事をしています。このブログでは建築・不動産・施設管理系の資格挑戦についてと、革製品を始めとした愛すべきプロダクトについて書いています。

1級建築施工管理技士 実地試験

本日、1級建築施工管理技士の実地試験を受けてきた。と言うか、試験は13時〜16時なので今もまだ試験時間中だったりする。

 

私は途中退出して帰宅途中の電車でこの記事を書いている。

 

試験会場は明治大学和泉キャンパスだった。まったく同じ時間帯、同じ大学で宅建の試験もあり、明大前駅から明治大学に向かう道は施工管理技士と宅建を受ける受験生と、道中立ち塞がる資格学校の刺客でごった返していた。

 

そして私の試験の出来栄えはどうかと言うと、完全に当てが外れてしまった。

 

実地試験は問1〜問6まであり、問1が経験記述問題で一番配点が高い問題となり、この問1が出来ていないと残りの問題をいくら頑張っても合格はおぼつかない。

 

そしてこの問1だが、過去10年間、3つのテーマを元にローテーションで出題されていた。直近のテーマは下記の通りとなる。

H27 建設副産物
H26 品質管理
H25 施工の合理化
H24 建設副産物
H23 品質管理
H22 施工の合理化

完全にパターンが定型化しているので、これを見れば今年は間違いなく「施工の合理化」だと思い、私はそれしか考えてこなかった。こればっかりは誰でもそう思うハズ。

 

しかし世間は甘くない。

なんと今年のテーマは「品質管理」だった。

 

違うテーマで出題されるなんて毛ほども思っていなかった私は過去の品質管理の記述例に目すら通していなかった。

 

当然、問1から頭が真っ白になった。

そのまま固まること数分。とりあえず問1は飛ばし問2から始め、問1は最後に考える作戦に切り替えた。幸い問2以降は想定していた傾向の問題が多かった。

 

そして問2から問6を片付けて白紙の問1へ。

とりあえず白紙のままではイカンと思い、合理化記述で用意してきたことを書き始めなんとかこれを品質管理に変換して……書いては消して、書いては消してを繰り返し解答用紙が薄汚れてきた頃、なんとか書き終えた。

 

こじつけ感が隠しきれないが、致し方ない。そして、開始から2時間弱。試験終了まであと1時間以上あるが、途中退出して帰ることにした次第である。


途中退出すると問題を持ち帰ることが出来ないが、記述問題の実地試験は自己採点しずらいので持ち帰らなくても特段問題はないだろう。


最後に、実地試験の勉強は日建学院に通おうかと以前考えていたが、結局通うのをやめて独学で過去問をやりながら勉強した。

 

その結果、読みが外れてしまったのでなんとも情けない話しだ。実は頭の片隅に合理化対策だけで大丈夫かな…という思いも少しはあった。

 

ここ10年間は3つのテーマが順番にローテーションしていたが、やはり10年前にテーマが乱れた時があり、そろそろ順番やテーマ自体を変えてくるのではないかという思いがほんの少しだけあった。でもまさか大丈夫だろう、仕事も忙しいし最低限の対策でクリアしてやろうとの考えから合理化以外のテーマを捨ててしまった。

 

まあ、すべて後の祭りである。合掌。。🙏

 

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