はじめに
これまで何年も使用してきたダウンジャケットが痛んできたため、新調することとした。
新調するにあたり色々調べた結果、DESCENTEのオルテラインが良いのではないかという結論に落ち着いた。使われている水沢ダウンの評判がなかなか良いのだ。
DESCENTE デサントというメーカー
歴史
デサントの歴史は古く1935年に創業した大阪の石本商店が前身となる。ベースボールウェアやスキーウェアの開発を行ってきた会社で、現在は様々なスポーツウェアを扱う大手のスポーツウェアメーカーである。
DESCENTEというブランド名
デサントとはフランス語で「滑降」を意味する。
スキーウェア開発のアドバイザーだった日本初のプロスキーヤー西村一良のスキースクール『デサントスキースクール』が由来となっている。
ブランドロゴであるスピリットマークは、スキーの基本技術である「直滑降」「斜滑降」「横滑り」を表現している。
このマークを見たことがある方も多いのではないだろうか
ALLTERRAIN オルテラインとは
2011年に発表されたデサントの新カテゴリーで、着用シーンを選ばず、全ての人に向けて発信するスポーツウェアの新しいスタイルを提案している。
水沢ダウンとは
国内でも希少なダウンウェアの一貫生産体制を持つデサントのアパレル水沢工場[岩手県奥州市]で作られているダウンである。特殊な技術とこれまでに蓄積されたノウハウにより2008年に誕生した。
縫い目から水が浸入して羽毛が濡れると保温性が落ちるといったダウンジャケットの課題にアプローチし「防水性」と「耐水性」という新しい価値を備えた高機能なダウンジャケットである。裁断、ダウンパックの形成、熱圧着加工、ダウン詰めまで、すべての工程において経験豊富な職人の手によって一つ一つ形作られている。
デサント ホームページ
購入したダウン
私が実際に購入したダウンはSHUTTLE シャトルと呼ばれるモデルで、2014年にISPO(ドイツ、ミュンヘンで行われる世界最大級のスポーツ展示会)でのアワードと、GOOD DESIGN賞ベスト100(同特別賞)を受賞した軽量モデルである。
シャトルを選んだ一番の理由は細身のシルエットにある。ダウン特有のモコモコ感を抑えており仕事にも着ていきやすいと考えた次第である。
フロントは2段階で調整可能なジッパーになっていて、内側のジッパーをしめた時にはメッシュがベンチレーションの機能を果たし、脇下のジップと共に内部の温度、湿度の調整に活躍してくれる。
左腕にはデサントのマーク
シャトルは既に廃盤モデルのため店頭では販売されていない。私はたまたまネットでサイズの合う未使用品を見つけ手に入れることができた。
当時の値段は税込96,800円だったが、それを55,000円で購入したので未使用品ということを考えるとお買得だったのではなかろうか。
実際に着てみて
実は既に何回も着用している。そして確かに温かい。
裏地には蓄熱保温素材のHEAT NAVI(ヒートナビ)を採用しており、光を吸収し熱を作り出し、更には体から出た熱を反射し戻すことにより快適な温かさが持続するという高機能っぷりである。
一方で気になるところとしては、表地の素材だろうか…ホコリや女性の化粧などが付きやすく落ちにくそうな生地をしている。満員電車などでは注意が必要だろう。
まあ何にしてもこれで今冬は温かく乗り切れそうだ。
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