早いものでいつの間にやら年末が近付いてきた。
そして「ふるさと納税」を何もやっていないことに気付く。いかん。やらねば。
ふるさと納税って返礼品を何にしようか悩んでいる内にめんどくさくなって先延ばししてしまうんですよね。そして12月になってから慌てるパターン。
何にするか…
悩んだ末、 玉野市の土井縫工所オーダーシャツクーポン券にすることにした。
土井縫工所オーダーシャツクーポン券
ちょうど仕事用のワイシャツが痛んできていることから入れ替えを検討しており、先日その第一弾としてSOLVEでシャツをオーダーした記事を書いた。
SOLVEでは一枚オーダーしただけなので、残りは今回寄附した玉野市の「土井縫工所」でオーダーしようと思う。
さっそく112,000円を玉野市に寄付。返礼品として30,000円のオーダークーポン券をゲットした。
ふるさと納税の限度額にはまだ達していないのであとは何を頼むか。無難な食べ物系にするか…
何を頼むかは一旦置いといて、ここでふるさと納税について補足しておきたい。
ふるさと納税とは
ふるさと納税を一言で言うなら、
「税金を納めつつ、納めた金額の3割相当の返礼品を貰える制度」ということだ。
実は私はこれまでふるさと納税をしてこなかった。理由は仕組みをよく理解できていなかったから。それと返礼品を選ぶのがめんどくさかったから。
周りの人たちが利用を始め、私自身も改めて制度内容をちゃんと調べて理解してからは、もの凄くお得な制度だと分かって利用するようにしている。
そんなお得なふるさと納税だが、利用率はまだ16.7%(2023年値)と低いらしい。本当にお得なのでまだ使っていない方はぜひ利用を検討してみることをおすすめする。
ふるさと納税についてもう少し細かく補足
ふるさと納税は、都道府県や市区町村にお金を寄付(納税)することで、その寄付金額のうち2000円を引いた残り全額が、住民税・所得税から控除され、かつ寄付額の3割相当の返礼品がもらえる制度である。
ここでいう控除とは、納めるべき税額から差し引くことを意味しているので、本来自分が住んでいる自治体に納めるべき税金を他の自治体(もちろん自分が住んでいる自治体でもOK)に寄付する(納める)ことで、自分が住んでいる自治体の住民税を支払わなくてよくなり、さらに寄付先の自治体からその支援のお礼として返礼品(その地域の特産品やサービスなど)をもらうことができる。
返礼品については寄付額の3割以下という決まりになっているので、10万円のふるさと納税をした場合、それと引き換えにだいたい3万円くらいの品を受け取ることができる。
つまり、10万円はどのみち支払わなければならない10万円であり、ふるさと納税を利用しない場合、住んでいる自治体から徴収されて終わりになるものだ。それならば、ふるさと納税により3万円の品を手にするのか。どっちが得か考えるまでもないだろう。
ふるさと納税のやり方
私は「ANAのふるさと納税」サイトを利用しているが、他にも「さとふる」や「ふるなび」「ふるさとチョイス」といった有名どころの仲介サイトがあるので、そのいずれかのサイトを利用し返礼品を選ぶだけだ。
その際、税金の控除申請が必要だが、それも仲介サイトで簡単にできる。申請手続きが終われば、あとは自動的に住民税から控除されることになる。
ふるさと納税の留意点
ふるさと納税には留意点が2つある。
ひとつは、実費で立て替えておく必要があることだ。たとえば10万円のふるさと納税をする場合、まずその10万円を実際に支払わなくてはならない。会社員であれば支払ったのちの翌年6月から1年間、12回(12カ月)に分けて計9万8000円が住民税から控除されることになるので、節税効果を得るまでにタイムラグがある。(個人事業主の場合、また違うようなので注意が必要)
もうひとつの留意点は、ふるさと納税の控除額には上限があることだ。無限に控除されるわけではなく、上限を超えた分は自己負担となる。いくらが上限かは自身の年収や家族構成により変わってくるので一概に言えないが、各仲介サイトのシミュレーターですぐわかるので、自分の上限額がいくらか事前に確認してから利用すると良いだろう。
いずれにしろ、ふるさと納税がお得なのは変わらない。
やるべきことは自分の上限額を把握し、仲介サイトで寄付先(返礼品)を決め、合わせて控除申請をする。それだけだ。あとは返礼品が届くのを待てばいい。
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