一級建築士の学科試験にやっと合格した!💮
毎度恒例の勉強記録を残しておく。📝
今まで不合格編の記録ばかり積み重なってきたが、4回目にして、やっと合格編を書くことが出来た。😭
さあ、書くぞお〜📝
【CONTENTS】
はじめに
令和3年の一級建築士試験に向けて勉強を始めたのは前年の11月中旬からとなる。
今回、勉強教材として初めてSTUDYingを活用した。
STUDYingの感想は下記の記事で書いているのでリンクを貼っておく。
STUDYingはビデオ講義と一問一答式をメインとした問題集から構成されるWEB教材で、お値段は学科&製図コースセットで約10万円ほどだ。
個人的にはとりあえず学科コースだけで良かったのだが、製図とのセットコースしかなかった。
STUDYingの勉強方法は単元毎にWEB講義→テキスト→スマート問題集(一問一答式)→セレクト問題集(四択式)という流れで、インプットとアウトプットを繰り返していくことで知識の定着を図っていくものになる。
実際、WEB講義があるおかげで、昨年まで利用していた合格物語に比べて、モチベーションを維持して勉強を続けることが出来た。
月別勉強記録
STUDYingの進め方については、収録されている順番(計画→環境・設備→構造→施工→法規)通りに勉強を進めた。
月別で見てみると下記の通りとなる。
- 20年11月:計画
- 20年12月:計画、環境・設備
- 21年 1月:構造(文章題)
- 21年 2月:構造(文章題)
- 21年 3月:構造(文章題・力学)と施工
- 21年 4月:構造(力学)と施工と法規
- 21年 5月:構造(力学)と法規 並行して合格物語(2020年verで法規以外を総復習)
- 21年 6月:構造(力学)と法規 並行して合格物語(2020年verで法規以外を総復習)
- 21年 7月:法規
見て分かる通り、大の苦手分野である構造にかなり時間を割いている。これは結果的にこうなってしまっただけで、本当はもっと前倒ししながら進める予定だった。
また、そのせいで法規のスケジュールが押してしまい、法規は最後まで勉強が終わらなかった。完全なる時間配分ミスである。
上の画像はSTUDYingの記録となるが、法規は60ある単元の全てを終えることが出来なかった。
構造も少し終わっていないが、力学計算の一部、難しめのところが終わらなかった。これで良く受かったなと思う。
STUDYingの月別の流れは前述の通りとなるが、定期的に復習も行なっていた。例えば、環境・設備を進めながら合間で計画のスマート問題集とセレクト問題集を復習したり、構造を進めながら、計画と環境・設備のスマート問題集&セレクト問題集の復習をしていた感じだ。
少し時間を空けてから、終わった科目の過去問も繰り返し解く事で知識の定着を図るようにしていた。
5月からはSTUDYingだけでなく、昨年使用していた合格物語2020がPCに残っていたので、合格物語を使用して全科目の総復習に取り組むことにした。
STUDYingは過去問数は多くないので、膨大な過去問量を誇る合格物語で補完していくことにした次第である。
しかし、6月も終わり、試験まで2週間を切った頃、まだ法規の勉強が半分くらいしか終わっていないことに危機感を感じる。(危機感覚えるの遅い)
あれ?これ本番試験までに法規の勉強終わらなくね?
そう。今のペースでは法規の勉強が終わらないまま本番試験を迎えてしまいそうと言うことに気付いた。
そのため7月に入ってからは他の科目は放っておいて、ひたすら法規に取り組んだ。
試験前日は所沢にある学問の神さま「菅原道真」を祀る北野天神社へ合格祈願のお参りに行ってきた。
本番試験当日
試験会場はホテル・ヘリテイジ飯能sta.の宴会場「天覧」。昨年と同じ会場で、しかも昨年と同じ席だった。壁際の一番後ろというベスポジだ。
上の会場写真を見て貰えれば分かるが、長テーブルに2人掛けとなる。しかし私の席だけは隣がおらず1人掛け、しかも前のテーブルは2人して欠席し空席だった。(受験番号書かれた紙はテーブルの片隅に貼られていたので欠席と思われる)
これはツイている。めっちゃ集中できる席やと運気上昇中のなか試験に臨んだ。
本番は午前の部として学科I「計画」と学科II「環境・設備」のセットで2時間、45分のお昼休憩を挟み、午後の部としてまず学科Ⅲ「法規」が1時間45分、20分の休憩を挟み学科Ⅳ「構造」と学科Ⅴ「施工」のセットで2時間45分という長丁場だ。
試験直後の感触としては、法規が時間いっぱいかかってしまい体力を一気に削り、その後の構造と施工が難しく感じた。
当日の夜から解答速報まつりが始まるが、私は翌日の午前中にTACの解答速報を元に答え合わせをした。
解答速報で答え合わせした結果は…
計画 12/20(基準点10)
環境・設備 16/20(基準点11)
法規 23/30(基準点16)
構造 21/30(基準点16)
施工 17/25(基準点13)
合計 89/125(基準点87)
89点! 例年ならギリ足りず不合格といったところだが、今年は計画が過去に例を見ないくらい難しかったことで基準点が下がる可能性が高く、十分合格の可能性があった。
合格発表
試験から二ヶ月後、自宅のポストに運命の通知書が届いた。
(個人情報は消してます)
結果は…
(個人情報は消してます)
燦然と輝く「合格」の二文字。この通知書は我が家の家宝や。🙏
解答速報で合格の可能性が高いのは分かってはいたが、やはり実際に通知書が届かないと不安だ。
国土交通省の報道発表資料
今回の学科試験について国交省の報道発表資料を確認すると…
合格率は15.2%と稀に見る難易度の高い年だったことが挙げられる。やはり計画の鬼畜っぷりが原因だろう。
科目毎の合格基準点は下記の通り。
計画10点が凄い。あまりの難問に合格点が下りに下がり10点になってしまった。9点まで下がるのではないかと言われてたが、さすがにそこまでは下がらなかった。9点になれば例年並みの合格率になったかも知れないが、合格点を一桁にはしないというセンター側の意地だろうか。
勉強時間
最後に今年の勉強時間について書いておく。まずSTUDYingでの勉強時間だが…
186時間22分
思ったより少ない。STUDYingの勉強時間は自動で記録されるが、記録されるのは講座を見てるときと過去問を解いているときだけなので、WEBテキストを読んでいるときは時間に反映されない。なので、実際にはもうちょっと多いと思う。
次にSTUDYing以外の合格物語や過去問アプリなどでの勉強時間だが…
73時間38分
STUDYing以外は4月以降から取り組んだ。ちなみに、上記の73時間38分には法令集の線引きにかかった時間16時間48分も含まれている。
STUDY ingと合格物語と過去問アプリ(+法令集の線引き)合わせて合計260時間。時間が記録されていないSTUDY ingのWEBテキストを読んでる時間をプラスしたとしても300時間はいってないと思う。かなり少ない。
参考までにこれまでの勉強時間を累計すると…
2021年度(4回目試験)260時間
2020年度(3回目試験)389時間
2016年度(2回目試験)185時間
2015年度(1回目試験)270時間
一級建築士 学科試験に費やした総勉強時間は1104時間となる。一級建築士の必要勉強時間は1000時間と言われているので、累計したら結局超えてしまった。一年で1000時間くらい勉強して一発合格する人がいるが、ホント凄いと思う。仕事にも家族にも相当の犠牲を強いることになるが、1000時間という勉強時間はそれほどの覚悟が必要なのだろう。
まとめ
今回初めてSTUDYingを活用してみたが、かなり良かった。WEB講義が付いているおかげでモチベーションを保って勉強することが出来た。
私は合格物語も活用したが、市販の問題集でも良いのでSTUDYingで不足している過去問量を補完する形で取り組むと良いだろう。
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