先日、頭痛で悩んでいる記事を書いた。
その記事の中でスマホの見過ぎが原因と素人診断を下していたものの、やはり心配だったので、近くの脳神経外科まで診察に行くことにした。
重大な脳の病気かも知れぬ🧠(←どうでもいいけど、この絵文字キモいね)と不安でいっぱいの私、せめて足元はとチーニーのケンゴンで守りを堅めた。
脳神経外科は初診だったので、まずは症状を伝える必要がある。
- 昔から月に何度か頭が痛くなる。
- 痛くなる時は右側頭部が痛くなることが多い。
- 痛くなったら市販のロキソニンを飲むと痛みが収まる。
- 先週は一週間くらいずっと朝起きてから夜寝るまで右側頭部が痛かった。痛みは耐えられないほどではなく鈍痛だった。ロキソニンを飲んでも治らないのでほっておいた。
- ここ数日は痛くなくなった。
概ね、上記のことを伝えると、まずはMRIを撮りましょうとなりMRI室へ。
MRIと言えば、あの閉鎖空間が苦手な方は多いだろう。
(AIC八重洲クリニックHPより引用)
閉所恐怖症の人にとっては発狂ものだ。
私は5年以上前だがMRIをやった事があり、嫌ではあったが何とか乗り切った記憶があるので、今回も大丈夫だろうとタカをくくりベッドに横になった。
MRI検査中はピクリとも動いてはいけないので、動かないよう身体をバンドで固定され、頭に器具を被せられる。
そして丸い筒の中へ吸い込まれていき…
…
……
………
うぉ〜出せ!出してくれ〜!
大声を出しながら身体をよじり身体の固定ベルトから腕を引き抜き自力で筒がら這い出る男(私です)。慌てて技師の方が「どうしました⁉︎ 大丈夫ですか⁉︎」とドアを開けて入ってきた。
「すいません。大丈夫だと思ったのですが、どうも駄目みたいです」しょんぼり答える私。
「時々いらっしゃるんですよ。どうしますか?止めますか?」技師の質問に対し、
「身体をバンドで固定されるのが嫌なので、固定なしでお願いします」
「分かりました。動くと撮り直しになるので、動かないよう気を付けて下さいね」
今回は身体の固定なしで、なおかつ狭いところに入る不安を減らすため目にはタオルをかけて貰った。
そしてリトライ。筒の中へ…
…
……
………
うぉ〜出せ!出してくれ〜!
大声を出しながらまたもや筒から這い出る男(私です)。
「すいません。そもそも狭いところに入れられるのが耐えられないみたいです。以前はできたんですけど…」
「じゃあまずは先生に相談してみましょう」
MRI検査は一旦中断して、医師の元へ。
先生からは「MRIを受けないと調べようがないですよ。安定剤のお薬を飲んでやる方は結構います。無理だった方でも薬を飲んだら大体出来てるので、飲みますか?」と言われ、安定剤を飲んで再チャレンジすることにした。
薬を飲んで15分後、なんだか頭がボーッとしてきた。若干の眠気も感じる。
そして3度目のトライ。
今回は妻にも一緒にMRI室に入ってもらい、恥ずかしながら検査中、手を握ってもらう事になった。
身体はバンドで固定せず、目にタオルをかけるのもやめ、薬を飲んでボーッとした状態のまま目だけ閉じて筒の中へ…
所要時間は5分程度だっただろうか、なんとか無事MRI検査を終えることが出来た。👏
そして、検査結果は…
「特に何も異常ありませんね。脳も血管も問題ないですよ」
大苦戦したMRI検査だったが、幸い脳に異常はなかった。正直、何も異常なしと言われた時は(えっ、何もなし⁈ そうなんだ)と思いつつ、そうなると先週のずっと続いた頭痛の原因は何だったんだろう。。ストレス性のものか、やはりスマホの見過ぎだったんだろうか。
兎にも角にも何も問題なくて良かった。MRI検査は二度とやりたくない。
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