7月。とうとう一級建築士 学科試験まで一ヶ月を切った。7月は二次試験となる設計製図試験の課題が発表される日でもある。今年の課題は何だろうか… 個人的には久しく出題されていない子供関連施設のような気がしている。例えば認定こども園とか。
さて、その前に学科試験があるわけだが、これまでの勉強記録と、試験に向けての本音を語っておきたい。
昨年の設計製図試験(カド番)に落ち、学科試験からやり直すことを決め、勉強を開始したのが11月。
👆学科試験の勉強を始めたときの記事です。
勉強は20年分の過去問にオンラインで取り組める「速学」を利用している。そして速学での勉強のかたわら、今年に入ってから色々な模試に挑戦してきた。
これまで受けてきた模試の結果
- 【2月】速学 模擬テスト:77点 / 125問中(正答率61.6%)
- 【3月】総合資格学院 オープン模試①:99点 / 125問中(正答率79.2%)
- 【4月】TAC 実力チェック模試:80点 / 125問中(正答率64%)
- 【4月】総合資格学院 オープン模試②:95点 / 125問中(正答率76%)
- 【5月】日建学院 公開模試①:92点 / 125問中(正答率73.6%)
- 【5月】速学 オリジナル模試:87点 / 125問中(正答率69.6%)
- 【5月】日建学院 クライマックス模試:79点 / 125問中(正答率63.2%)
- 【6月】日建学院 公開模試②:91点 / 125問中(正答率72.8%)
模試の難易度によってバラつきはあるが、自分の感触としては合格点前後の実力になってきていると考えている。つまり本試験に受かる確率はfifty-fifty。今のままではまさに運次第。これをより合格に近付けるために、これからの三週間の追い込みが非常に重要なのだが、正直あまりやる気が出ない。
もちろん受かれば嬉しいのだが、その先の二次試験(設計製図試験)のことを考えると憂鬱ですらある。再び設計製図試験に挑戦するコストと時間、そもそも受かるビジョンが見えないのだ。
ちなみに、今回学科に落ちた場合は一級建築士試験からは綺麗さっぱり足を洗うことにする。諦める理由は金銭的な負担や時間の問題もあるが、実は仕事の関係も大きい。
私は某製造メーカーで、インハウスのファシリティマネジャーとして仕事をしている。自社施設の不動産管理、建物管理、工事管理になる。これまでは建築関係の仕事をしている関係上、その延長線として一級建築士合格を目指していた。
しかし、部署の統廃合がある関係で、来月から建築関係の仕事だけを見ているわけにはいかなくなった。総務や庶務、IT関係の部署もマネージャーとして見なくてはいけなくなったのだ。建築や不動産の業務も引き続き見なくてはいけないが、そればかりにかまけているわけにはいかない。そのため一級建築士を目指す意味も薄れてしまった。もちろん一級建築士を持っていれば、転職時や定年後の仕事探しの際には多少役に立つかも知れないが、もはやその程度の意味合いだ。
とは言え、学科試験は受けるし、もし受かったらその先の設計製図試験についてもどうするのか改めて向き合わないといけない。
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