本試験一週間前は新たな課題に取り組むことはせず、ポイントのまとめ作業やエスキースの練習、計画の要点のトレース(暗記)などを行なった。
ポイントのまとめ作業
主に下記の内容についてA4用紙にポイントをまとめた。
- エスキースと作図のポイント
- 基準階コア周りのバリエーション
- 1階エントランス〜オフィスロビーまでのパターン
- 事務所のレイアウト、照明配置
- 基礎構造(通常のベタ基礎+柱状改良や杭基礎、免震基礎)
- 梁伏図(要求図面にはないが計画の要点で問われる可能性を考慮)
- 駐車場(ピロティ、自走式地下、タワー型)
- 斜線制限(道路斜線、隣地斜線)
- 設備(受水槽、外調機)
- 異種用途区画
- スロープ、部材断面、廊下排煙DS
- ペリメーターゾーン日射、温熱対策
受水槽については基本使わない方向で考えているが、もし指定された場合、尚且つ計画の要点で容量計算や受水槽室の断面図示を問われた場合にまとめておいた。梁伏図も同様となる。
エスキース練習
エスキース練習は製図試験.comの第一課題、第三課題、第四課題について改めて取り組んだ。(エスキースのみで作図はなし。また第二課題については出題される可能性が低いことから省略)
《第一課題》
自走式地下駐車場の第一課題。エスキースに要した時間は2時間ジャストとなる。
《第三課題》
機械式地下駐車場の第三課題。駐車場よりもオフィス部門のフロア分けが非常に難しい課題で、改めてトライしてみてもやはり難しかった。。エスキースは第一課題と同じくジャスト2時間。
《第四課題》
ペデストリアンデッキとピロティ駐車場の第四課題。何と言っても基準階である事務所部分が難しい課題だった。エスキースに要した時間は2時間5分。
計画の要点トレース
計画の要点については製図試験.comがまとめた今年度の出そうな要点記述の音声データを通勤時に聞いたり、手書きでトレースしたりした。
決戦前夜
そしていよいよ試験前日。
持って行くものの準備となる。製図板や三角定規はウェットティッシュで綺麗に拭き、ついでに製図板の動作確認も行った。そしてシャーペンは新しい芯に入れ替え、消しゴムも角を落とし細かい部分が消しやすいように手入れを行った。問題文にマーキングするフリクションペンは新しいものに変え、計算機は念のためいつも使っているものにプラスして予備を一つ準備した。
最後に二級建築士を受ける時に、当時受講していた通信添削講座の先生の一言をお借りしてこの記事を締めくくりたいと思う。
最後となるその1枚を、悔いの無いように描き上げて下さい。
泣いても笑っても最後の一枚、悔いの無いよう描き上げる!
最後までお読みいただきありがとうございました。次の記事でまたお会いしましょう。👋
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