+αな暮らし

メーカーでインハウスのファシリティマネジャーとして建築・不動産に関する仕事をしています。このブログでは建築・不動産・施設管理系の資格挑戦についてと、革製品を始めとした愛すべきプロダクトについて書いています。

一級建築士《製図》作図手順習得に向けたトレース実施

一級建築士の製図試験に向けて通信添削講座の「製図試験.com」を利用しています。

 

まだ製図試験の勉強を始めたばかりという事もあり、エスキース、作図、作文全てにおいて取り組まねばならない課題が満載な状況だ。

 

何から手を付けて良いのか悩ましいところだが、やはり作図の手順が分からないと話にならないと思うので、市販テキストの製図作成手順通りに作図トレースをしてみることにした。テキストは「一級建築士 製図試験 独学合格テキスト」となる。

手順習得に重きを置いているので、作図タイムは二の次となる。

 

テキストでは平成29年度の「小規模なリゾートホテル」の課題を使い、ステップ1からステップ10までの10段階に分けて作図の手順を解説している。

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テキストで推奨している製図作成手順は下記の通り。

  • ステップ01:基準線(グリッド線)
  • ステップ02:柱、寸法線
  • ステップ03:外壁仮線、バルコニー、吹抜け
  • ステップ04:コア(階段・エレベーター)
  • ステップ05:内壁、外壁、便所、指定室
  • ステップ06:外構
  • ステップ07:断面図
  • ステップ08:寸法、面積表
  • ステップ09:室内レイアウト、什器備品
  • ステップ10:室名、面積、書き込み

特殊なことを書いているわけではなく、他のテキストや資格学校などでもここら辺は大差ないと思う。

 

間違いなく言えるのは各階平面図を1枚ずつ仕上げていくのではなく、同時進行的に仕上げていくこと。

 

そしてこの手順通りにトレースした図面がこちら。👇

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(全体図)

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(1階平面図 兼 配置図)

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(地階平面図 兼 配置図)

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(2階平面図)

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(断面図)

テキストを見ながら手順通りにトレースしたが、6時間15分かかってしまった。

 

推奨作図時間である3時間の倍以上。図面に慣れてないだけでなく、このテキストの図面が単純に難しかった。書き込み量凄いし…絶対3時間で描いてないよね。この図面。もっと慣れてきたとしても3時間でこのレベルの図面が描けるとは到底思えない。

 

まあ、今は作成手順を覚えるのが先なので、時間短縮はもっと先の課題と捉えている。現時点でタイムを気にするのはやめておく。

 

次回はパーツ単位の練習でもしていこうかな…

 

お読みいただきありがとうございました。次の記事でまたお会いしましょう。👋

 

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