来年度の一級建築士 学科試験に向けて、オンライン資格講座のスタディングで勉強を始めた。
まだ計画を少し取り組んでみただけだが、やってみての率直な感想を述べたい。
前回の記事でも書いたが、スタディングは各科目内の単元毎にビデオ講義→WEBテキスト→スマート問題集でインプットとアウトプットを繰り返しながら基礎力を高めていく学習法になる。
一級建築士講座の場合、ビデオ講義、スマート問題集、セレクト問題集の全部合わせて243ステップある。
現在の進捗は243ステップ中、21ステップまで完了している状況だ。243ステップの内訳は下記の通りとなる。
基本講座というのは学科講座のことだ。243ステップには製図対策講座も19ステップ含まれているので、学科講座だけであれば224ステップとなる。
なお、このステップに含まれているのは下記の三つとなる。
- ビデオ/音声による基本講座
- スマート問題集
- セレクト過去問集
WEBテキストは含まれていない。WEBテキストはビデオ/音声による基本講座後に確認することになるが、問題集を解いた後なども適宜確認すれば尚良いだろう。
ビデオ/音声による基本講座
インプット学習にあたるビデオ/音声による基本講座はPC、スマホのどちらでも視聴可能だ。一つの単元あたり20〜30分程度だろうか。上の画像の通り、講師の方が画面右側に映っていて画面左側が解説スペースとなる。
視聴スピードは調整することが出来る。講師の方は結構ゆっくり喋るので、私は1.5倍速で聞いている。説明は分かりやすいが、文字による解説ばかりなので、欲を言えば写真やイラストを多用して貰えるとより理解しやすいと思う。
WEBテキスト
ビデオ講座と並んで、もう一つのインプット学習となるWEBテキストも分かりやすくまとまっている。上の画像の赤く塗り潰されているところは暗記マークで、クリックすると隠されている文字が表示される。テキストの色使いも見やすい。
また、秀逸なのが右上にあるマイノート機能だ。マイノートをクリックして開くと白紙のページが立ち上がるので、WEBテキストの気になる部分や覚えたい部分などをコピペしてマイノートに貼り付けることができる。その際、テキストだけになるのではなくWEBテキストそのままの表示(文字の大きさや色、図など)で貼り付けられるのが良い。さらに他のサイトなどの写真やリンクなども貼れるので、自分だけのオリジナルテキストを作ることが出来る。
スマート問題集
アウトプット学習にあたるスマート問題集には練習モード、本番モード、復習モードの3種類がある。
スマート問題集は一問一答式になっている。
各モードの問題内容は一緒だが、練習モードは一問ずつ解答するごとに正解・不正解の判定がされ解説が表示される。
この解説はWEBテキストの該当する部分が解説として表示される訳だが、私の印象としては合格物語の解説より分かりやすいと思う。
本番モードは一問ずつ答え合わせがあるではなく、一通り解いたあとで、まとめての答え合わせとなる。また、問題を解くのに制限時間も設けられている。
そして復習モードは、間違えた問題や、自分で要復習にチェックを入れていた問題のみ出題されるモードになる。
セレクト過去問集
いくつかの単元が進むと、時々現れるのがセレクト過去問集になる。スマート問題集と同じく練習モード、本番モード、復習モードから構成されている。
スマート問題集とは違い、セレクト過去問集は本試験の過去問がそのまま四肢択ー式で出てくる。
これらのビデオ講義→WEBテキスト→スマート問題集→(時々)セレクト過去問集を単元毎に繰り返していきながら学習していくのが、スタディングの学習スタイルとなる。
まだ計画の一部しか取り組めていないが、私の感想としては、なかなか良い!👍
昨年まで取り組んでいた合格物語と今回のスタディング。それぞれ一長一短があり、合格物語は一問一答式の過去20年分の過去問をひたすら解くスタイルで、解説はあまり充実しておらず、解説読んでも理解できないものも多々ある。(私がポンコツなだけかも知れませんが)
一方、スタディングはビデオ講義やWEBテキストでのインプットを経てのスマート問題集やセレクト過去問集の取り組みなので、理解度が高い気がする。ただし過去問の数では合格物語には及ばないので、適宜、市販の問題集などを並行して取り組んだ方が、より広範囲にカバー出来るのではないだろうか。私は幸い昨年(まだ今年ですが)の合格物語のソフトがパソコンに入っているので、並行しての取り組みも考えている。
以上、とりあえずスタディングを触ってみてのファーストインプレッションとなる。
【プロフィール紹介&当ブログについて】