どうもESTです。数年前に購入して積読しっぱなしになっていた「FOCAL POINT 大切なことだけやりなさい」を連休中のステイホームを利用して読了しました。
著者はアメリカのビジネスコンサルタントであるBraian Tracy氏です。監訳は実業家の本田直之氏です。本田直之氏は、前段の「監訳者のことば」で本書を大絶賛しており、「この素晴らしい本をぜひ多くの人に役立ててもらいたい!」という想いから、日本語版の翻訳を出版したと述べられています。
本書の特徴は「少ない労力でいかに大きな成果をあげるか」そのためのノウハウを記載したハウツー本になり、構成は下記の通りです👇
- 第1章 潜在能力を解き放て
- 第2章 生産性を倍増させよ
- 第3章 すべてをシンプルにせよ
- 第4章 思考を変革せよ
- 第5章 戦略的に人生を設計せよ
- 第6章 主体的なキャリアを築け
- 第7章 プライベートを充実させろ
- 第8章 経済的に自立せよ
- 第9章 健康的な体をつくり維持せよ
- 第10章 なりえる最高の人物になれ
前半は仕事に関する話が中心で、後半からプライベートやお金に関する話、健康などに焦点を当てた構成となっています。
タイトルがFOCAL POINTとなっている通り、大切なポイントを見きわめる能力が大事で、そのための方法が色々と書かれた本になります。
本書の中から、いくつか引用してみましょう。
ABCDEメソッドで優先順位を決めよ
仕事の優先順位を決めるときには、あらかじめ仕事をリストアップしてから五段階に分けるABCDEメソッドを活用しよう。これは毎日行う習慣にするべきだ。
(1)Aランク「重要な仕事」
(2)Bランク「あなたがやるべき仕事」
(3)Cランク「さほど重要ではない、やっておくといい仕事」
(4)Dランク「他の人に代行してもらえる仕事」
(5)Eランク「今すぐにでもやめるべき仕事」
まず、やらなければならないことを、優先順位と重要度を検討したリストをつくり、その中の一番重要な作業を完了させることに集中するのが、結果志向の人の仕事術であり、そのための手法としてABCDEメソッドを紹介しています。
また、成功する人は楽観主義であるとし、楽観的思考法を身につけるための七つの方法についても書かれています。
楽観的に考えよ
「成功者は楽観主義(オプティミズム)という資質を持っている」
成功する人は、それ以外の一般の人よりもかなり楽観的なのである。つまり、自分自身や他人に対して、いつも精神的に前向きな姿勢を持っているのだ。
七つの楽観的思考法を身につけよ(1)未来について考える
(2)ゴールについて考える
(3)優れた存在になることを目指す
(4)結果に集中する
(5)問題解決に集中する
(6)生涯学びつづける
(7)今すぐ行動する
思考法をただ箇条書きにしていますが、実際にはそれぞれの内容をもっと深掘りして書かれています。
それにしても、こうして見てみると、様々な自己啓発本で似たようなことが書かれていたりしますね。人のレベルや境遇は様々なので、本書に限らず、この手のハウツー本は自分に必要と思われること、参考になる部分だけを抽出して取り入れれば良いと思います。
ステイホームG.Wも残すところあと一日となりました。悔いのないG.Wをお過ごし下さい👋
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