+αな暮らし

建築・不動産・施設管理系の資格挑戦記。その他、革靴を中心とした自分の生活に+αな彩りを添えてくれるお気に入りアイテムや読書について綴っています。

【読書】非常に強い台風19号の影響で家から出れず、五木 寛之さんの「退屈のすすめ」を読み直しました。

どうもEST(Login • Instagram)です。

 

非常に強い勢力の台風19号🌀(ハギビス)の影響で、今日は終日自宅に閉じこもっています。

 

停電対策でライトを用意したり水を用意したり、さらには風呂桶も満杯にしておいたりと事前の準備をしたところで、暇になりました😵

 

出かけられないとなれば、靴磨きをしたいところですが、我が家の暗黙のルールで「家の中では靴磨きをしない」、というのがあります。(妻がタピールの柑橘系の匂いが苦手🙅‍♀️)

 

やむなく、本の整理をすることにしました。要らない本と、残す本の仕分け作業です。

 

そうしたところ、五木 寛之さんの「退屈のすすめ」が目に止まりパラパラと再読してしまいました。

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過去に読んだ本ですが、このブログでまだご紹介したことが無かったので、今回再読を気に改めてご紹介したいと思います。

 

本の内容は、人間は退屈する生き物だとして、日々のビジネスの世界とかけはなれた分野でいかに遊ぶかということを書いた本になります。

 

ここでは、遊ぶことは退屈を感じる人の特権であり、どうでもいいような主題であればあるほど、生きていることの本質に近づくとしています。

 

本の構成は…

第一章 靴と遊ぶ

第二章 声と遊ぶ

第三章 体と遊ぶ

第四章 車と遊ぶ

第五章 アートと遊ぶ

第六章 本と遊ぶ

第七章 夢と遊ぶ

第八章 何とでも遊ぶ

の全八章からなっています。

 

私のような革靴大好き人間としては、第一章の「靴と遊ぶ」がいきなり気になるテーマだったりします。

 

著者の靴を評価する基準は、まず、自分の足に合うこと。そして丈夫なこと。できれば美しいこと。この三つだそうです。

これは私の靴に対する条件と近いものがあります。私が以前このブログで書いた靴に求める条件は、長く履けるデザインであること。そしてオールソール可能なこと。さらにサイズがピッタリなことの三つでした。

 

(五木氏)自分の足に合うこと =(私)サイズがピッタリなこと

(五木氏)丈夫なこと =(私)オールソール可能なこと

(五木氏)美しいこと =(私)長く履けるデザインであること

 

なかなか共感が持てます。

本の中で、著者が30年履いている靴が紹介されていました。

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インソックシートのサインを見るかぎり、かのシルヴァノ・ラッタンジですね👞 良い靴を履かれています。

 

この章の結びとして、書かれていたことを引用します。

靴はおもしろい。そしていい靴とは、自分だけの足にぴたりと合った一足である。ブランドや値段だけではない。本当にいい靴とは、一日はいていても靴のことを意識しないでいられるような、そんな靴である。

それよりもっといい靴とは、足から幸福感がわきあがってきて、歩くことが快楽と感じられるような靴である。

 

第二章以下も、色々と良いことがかかれていますが、特に第三章の「体と遊ぶ」は個人的に興味深い内容でした。

私たちは、このなんとも貧弱な肉体、たちまちのうちに老い衰えてゆく肉体とつきあって、ながく共生しなければならない。

そう思うと、鏡に映った見苦しい自分の姿が、無二の友のように思われてくるから不思議である。自己の体と仲良く、いい関係をつくることが人生にとってたぶん最大のテーマだろう。そして、この体と共に生きる、という考え方を大事にしてきた。

私たちは、とかく自己の肉体を無視しがちである。その体の奥から発する内なる声を聞く耳を持たない。体は常に私たちに語りかけ、訴えかけ、叫んでいる。にもかかわらず私たちが、その声を無視し、それに逆らうことで健康が損なわれ、肉体の反乱が起きるのだ。

 

また、体を一番下で支えている足、そして歩き方の大事さについても色々書かれています。

 

著者が大事にしている歩き方として、踵から着地する、体重は踵にのせるというのがあります。地面をこするようにして歩かない、踵から着地する、このことによって自然と体重移動が行われ、歩幅も大きくなり、爪先で蹴る動きもでてくるそうです。

 

ちゃんと歩けない限り、どんな流行のスタイルを追っても無駄で、高価な腕時計をはめ、オーダーの服を着、十万円以上の靴をはいても、まともに歩けなければ見るに耐えないとバッサリ切り捨てています。

これはもっともな事だと思いますし、私もよく俯き加減に歩いてしまう癖があるので、歩き方や姿勢には気を付けていきたいですね。

 

退屈のすすめ (中経出版)

退屈のすすめ (中経出版)

 

 

おわりに…

台風19号はまさに関東上陸中で、窓の外はゴーゴー音が鳴っています。特にかつて経験したことが無いような大雨による河川の氾濫があちこちで起きていて、私の住んでいるところでも避難勧告の防災無線が鳴り響いています。

 

幸い、私はマンションに住んでいる関係で部屋の浸水被害は心配する必要はありませんが、今後、いくつかのダムが決壊防止のため緊急放流するニュースも流れていますので、川沿いや低地に住まわれている方は早めの避難、そして何事もない事を祈るばかりです。

 

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