+αな暮らし

メーカーでインハウスのファシリティマネジャーとして建築・不動産に関する仕事をしています。このブログでは建築・不動産・施設管理系の資格挑戦についてと、革製品を始めとした愛すべきプロダクトについて書いています。

読書法について

今回は私が実践している読書法を紹介したい。📖

 

世の中にはビジネス書や自己啓発書が大量に溢れている。それらの本にはタメになることが色々と書かれており、読んでいる時は「ふむふむ。なるほど」と思うのだが、読み終えるとすぐに忘れてしまい、何も変わらない生活や仕事を続けてしまう。

 

せっかく読んだ本の内容を自分の血肉にするにはどうしたら良いのか?

 

数々の読書法を書いた本を読んで、自分なりに確立し実践している方法を、つい最近読んだ「1分で話せ」を事例に書いてみるので、皆さんにとって少しでも参考になる部分があれば幸いである。

 

読書にあたり用意するものは付箋だ。私はカンミ堂の「coco fusen」を愛用している。

 

この付箋の良いところは台紙ごと本の裏表紙などに貼っておくことができ、かさばることなく本と一緒に持ち運びができることだろう。付箋自体もフィルムタイプで丈夫で粘着力が強いので剥がれにくく重宝している。

 

【CONTENTS】

 

【STEP1 気になったところに付箋を貼る】

まず最初のステップとして、本を読んでいて気になったところに付箋を貼っていく。

よく読書本には「気になった箇所に赤ペンなどでマーキングしていく」と書かれているが、これの付箋版と考えて貰えば良いだろう。この時はあまり深く考えず、少しでも気になる部分があればベタベタ貼っていく。

 

下の画像は実際に「1分で話せ」を読んで、付箋を貼った状態。

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ペンによるマーキングではなく付箋なのは本にマーキングをするのに抵抗があるから。別にマーキングでも構わないだろうが、その場合、どこにマーキングしたか分かるように結局付箋を貼るか、ページの角を折るかする必要がある。私の場合、本に線を引く、ページの角を折るという作業に抵抗があるので、付箋を貼っている。

 

また、大した本じゃなかった場合、いつまでも手元に残しておかずブックオフなどで売却することも想定しての付箋だ。

 

【STEP2 読み終えた後、付箋の箇所を見直す】

読了後、付箋の箇所だけをもう一度見直す。

このもう一度見直す作業をすると「あれっ⁈ 思ったより大したこと書いてないな」っていう部分が結構あるので、そういう場所は付箋を外す。見直しても付箋が残る部分が、その本で自分にとって大事なことが書いてある部分になる。

 

ちなみに…「1分で話せ」も見直したところ、だいぶ付箋の量が減った。

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【STEP3 付箋の箇所をノートに転記】

見直し後も付箋が残っている箇所が、自分にとってその本の大事な部分になるので、その部分をノートに抜き書きする。

 

この抜き書き作業は別にノートである必要はなく、スマホのメモ機能やPCのWardなどでも良いが、アナログが好きな私は手書きのノートを採用している。この一冊のノートに抜き書きすることで、最終的に色々な本の大事な部分だけが集約された自分だけの読書ノートが完成する。

 

私は今までモレスキンのラージサイズに書いていたが、測量野帳を使うようになってからは、測量野帳に書くようにしている。

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上の画像は測量野帳を2冊ファイルしたトラベラーズノート風のプライベート用ノートだが、1冊はダイアリー、もう1冊を読書ノートとしてファイルしている。

 

実際に「1分で話せ」を抜き書きしたのがこちら 👇

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抜き書きしたばかりなのでまだ黒字一色だが、後から読み返した時に特に大事な箇所には赤線引いたり、場合によっては青ペンで補足したりする。

 

【STEP4 定期的に読書ノートを読み返す】

これは記憶を定着させる作業となる。

この見返すということが大事で、見返すことで自分の血肉に変えていくことが出来る。

 

測量野帳にしてからは、ダイアリーと一緒にファイルしているので、頻繁に目を通すことが出来る。これが読書ノートをモレスキンのラージサイズから測量野帳に変えた理由でもある。測量野帳のサイズは携帯性に優れているのが良い。モレスキンのラージサイズだとそうはいかない。(モレスキンのポケットだと小さ過ぎ)

 

以上、私が辿り着いた読書法でした。📖

ありきたりな事しか書いてない気もしますが、少しでも参考になる部分があれば幸いです。

 

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