どうもESTです。
久しぶりに自己啓発本を読んでみました。Yahoo!アカデミア学長の伊藤羊一さんが書いた「1分で話せ」という本なのですが、なかなか良かったです。
まえがき
ストーリーを考えようとするなら「何が大事なのか」、そして「どうしたら相手に伝わるのか」をきちんと考えることが必要になります。だからこそ1分でも伝わるような凝縮した言葉になるのです。本書は、「伝える力」を世界で一番簡単に習得できることを目指しています。
本書はまさにこの相手に伝えるための技術(主にプレゼン)について書かれた本になります。
初版は2018年3月20日に第1刷が発行され、2019年2月4日には第20刷まで発行されていますので、かなり売れているようですね📖
さて、以下に内容の一部をご紹介いたします。
「何のためにプレゼンをするのか」「聞き手はどんなイメージか」を考えたあと、次に考えるべきは「ゴールは何か」です。このプレゼンを通して、「どこをプレゼンのゴールとするのか」を言語化します。(P.30)
そして、「結論」→「根拠」→「たとえば」の3段ピラミッドで考え、整理します。(P.118〜119)
この3段ピラミッドが本書のキモになります。
「1分で考えよ」の根幹はここにあり、まず伝えようとすることの骨組み、つまり、結論と根拠のセットを構築すれば、驚くほど説得力を増す伝え方ができるとしています。
また、資料作りやストーリー展開、相手に伝える時の言葉遣い、すべてにおいて「スッキリ・カンタン」にするよう書かれています。
「使う文字・言葉を少なくし、文章をややこしくしない」ということです。そしてプレゼンで話す言葉は特に、「短く、言いきる」ことを心がけましょう。(P.92)
私が務めている会社は資料作りばかりしている会社で、特に中間管理職の方々は偉い人へのパワーポイント資料作りにえらく時間を割いています。PDCAのPはパワーポイントのPなんて揶揄している社員もいるくらいです。🤣
まあ、駄目な会社の典型のような気がしますが、やらない訳にも行かないので、本書を参考に3段ピラミッド構造で物事を考え、スッキリ・カンタンな資料作りを心掛けたいと思います。
以上、伊藤羊一さんの「1分で話せ」でした。

1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術
- 作者: 伊藤羊一
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2018/03/14
- メディア: 単行本
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気になった方は是非ご一読あれ。それではまた👋