どうもESTでございます。
今日は久しぶりに活字本のレビューです。
このBlogで本と言えば漫画ばかりでしたが、実は小生、活字本も大好きなのです📖
今回読んだ本は、原田ひ香さんの「ランチ酒」という小説です。
背表紙の下に何やらシールが貼ってありますね。
そう❗️
図書館本です📖
実はツマが図書館から借りてきた本を私が借りて読みました。
作者の原田ひ香さんについて…
Wikipedia先生によると、この方は2006年に第34回NHK創作ラジオドラマ脚本懸賞公募(現・創作ラジオドラマ大賞)に「リトルプリンセス2号」で最優秀作を受賞し、シナリオライターとして活動した後、2007年に「はじまらないティータイム」で第31回すばる文学賞受賞しています。
作品リストを見ると色々書かれているようですが、残念ながら一つも知りませんでした。
本の内容について…
さて、肝心の本の内容についてですが、一言で言うならば、女性版「孤独のグルメ」。
主人公の犬森祥子は夜から朝にかけて「見守り屋」という特殊な仕事をしており、客から依頼が入ると、人やペットなど、頼まれたものを寝ずの番で見守るという何とも羨ましい?仕事をしています。そんな祥子の唯一の楽しみが、仕事を終えた後の晩酌ならぬ「ランチ酒」です。
本の目次を見ると「武蔵小山 豚丼」、「中目黒 ラムチーズバーガー」など、食べた場所+食べた物でタイトルが構成されていますが、これまた「孤独のグルメ」風です。
ただのランチでは小説として話しがもたないので、そこでお酒も飲みつつ、見守り屋という特殊な仕事の内容、そして祥子の決して順風満帆とは言えない私生活を絡めながら話しは進んでいきます。
基本、一話完結型ですが、全体で一つの物語と言えます。
まあ、わざわざ自分で買おうとは思いませんが、図書館で借りて読むくらいでちょうどいいですね。
さて、今日のランチは何食べようかな🍽