+αな暮らし

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【読書】SF界の名著「星を継ぐもの」コミック版をぜひおすすめしたい。

どーもESTです。

ジェイムズ・P・ホーガンによるSF小説「星を継ぐもの(原題:Inherit the Stars)」をご存知でしょうか?

 

1977年に上梓されたホーガンのデビュー作で、かれこれ40年以上前の作品になります。

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(ジェイムズ・P・ホーガン「Wikipedia」より引用)

 

まずは、この本のあらすじを見ていただきましょう。

 

Synopsis

月面で真紅の宇宙服を着た人間の遺骸が発見された。この人物は何者なのか。

各国の組織に照会するも該当する行方不明者は居なかった。のみならず、遺骸の年代測定では彼は5万年前に死亡したとの結果が得られ、チャーリーと名付けられたこの人物の出自は全く謎であった。

 

その正体を探るため、物質を透過撮影できるトライマグニスコープが手配されると共に、その開発者であるヴィクター・ハント博士にも調査への参加が要請された。

 

スコープを駆使して齎された情報と数少ない所持品を元にあらゆる分野の学問を総動員した分析が始まった。だが、その指し示す事象は矛盾だらけだった。

所持品の中に現代技術を駆使しても造る事の出来ない超小型の原子力パワーパックが見つかり、使用されていた放射性物質の崩壊からも5万年前という値が裏付けられた。

だが、こんな高度な技術が地球に存在した痕跡は無い。これに対し生物学者のクリスチャン・ダンチェッカーは「彼」が間違いなくヒトであると断言し出身地は地球であると主張する。

一方、手帳と思われるものを透過撮影して浮かび上がった文字の解読は言語学者の協力を得ても困難を極めた。内容は何を示しているのか。

 

そして、時を同じくしてトライマグニスコープの地下透過により、月の地下空洞から戦車と思わしき物体と携帯食料と思われる水棲生物を保管した箱が見つかる。

しかし、その水棲生物の肉体構造は地球生物のものと根本的に異なり、とても地球産とは思われなかった。

 

果たして、チャーリーは一体何者なのか、どこから来たのか、何故、ここに居たのか、そしてどこに行こうとしていたのか。

 

さらに木星の衛星ガニメデを訪れた探検隊が発見した驚異の物体が混迷の度を増した。直接現地に赴いてこれを目の当たりにしたハントやダンチェッカーらは更に深まる謎に悩まされるが、やがて、人類の生い立ち、そして、かつての太陽系の姿につき、一つのストーリーが形作られていく。

 

このあらすじを読んだだけで超大作と分かりますね。地球のみならず、月、木星の衛星ガニメデへと舞台を移す壮大な物語です。

 

漫画版の作画は星野 之宣氏が担当されています。

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物語の舞台は近未来の地球です。

 

2030年代に安価で無尽蔵のエネルギーが普及したことにより世界の経済不安が解消。100億の人類の生活が安定したことで世界から戦争がなくなり、軍備に費やされていた予算が宇宙開発に移行している時代が物語の舞台となっています。

 

全4巻で完結するので、テンポよくストーリーが進みます。ラストはとんとん拍子に物事が進み過ぎる気はしますが、ストーリーが破綻することなく完結。

漫画版は原作の「Inherit the Stars」だけでなく、続編の「ガニメデの優しい巨人」、「巨人たちの星」までを含んだ内容となっています。

 

かなり面白いので原作を読んだことのある方もない方もぜひご一読あれ📖