どーもESTです。
「神さまの言うとおり」という漫画をご存知でしょうか?
金城宗幸原作、藤村緋二作画による漫画で、実写映画化もされたことがある、そこそこ人気がある漫画です。
今回ご紹介する「グラシュロス」は、この「神さまの言うとおり」の金城&藤村コンビによる漫画になります。
まずはあらすじから…
Synopsis
舞台は3万年前。滅びの宿命を背負って生まれたアクウ。彼が呼んだ災いなのか、故郷は絶望の山(グラシュ)に破壊され、出会った仲間は赤い月の血が引き裂いた。
アクウに残された希望は、絶望の山(グラシュ)への復讐のみ。これは、生きるという闘いにもがく男の物語である!
上記のあらすじはAmazonの作品紹介ですが、これだけ読んでも訳分かりませんね。絶望の山って何やねん。登山の話しかいなってなりますよね。唯一分かるのは3万年前の物語という事。しかし、この簡素なあらすじを読むだけだと、そんなに面白くなさそうです。
ところがどっこい、これ面白いです。
物語は確かに3万年前のクロマニヨン人を題材にした漫画です。
(金城宗幸原作、藤村緋二作画「グラシュロス」より引用)
主人公のアクウが子供の頃に、絶望の山「グラシュ」(実はバカでかいマンモスです)により故郷の村が破壊され、両親が殺されてしまったことから、グラシュへの復讐の旅に出るというシリアスなストーリーです。
しかし、シリアスなストーリーとは裏腹にグラシュロス語とでも言うべき単語が笑いを誘います。
(金城宗幸原作、藤村緋二作画「グラシュロス」より引用)
この「真相=バンキシャ」は一例ですが、他にも…
相棒=テラワキ
種男の毎日=シルナンデス
一撃昇天=アケボノ
一触即発=ニラミアイ
極楽鳥=ジュディ
大怪鳥=オング
などなど。
グラシュロス語面白いです🤣
タイトルに書いた通り、単行本は全5巻をもって完結しました。
1巻はアクウの父親ダダアが表紙ですが、
2巻以降はアクウが表紙です。
3巻以降は大人になったアクウが表紙で、
ラスト5巻の表紙は1巻の父親と同じく、シーカー(大鹿)を狩ってきた姿が描かれています。
5巻で完結なので、気負わず読むことが出来る漫画です。作画も上手なので、ちょっとした暇つぶしに読むには持ってこいです。
ちょっとだけ暇な方、ぜひご一読あれ。