今回紹介する所有靴はBerluti ベルルッティの「Andy アンディ」となる。

このアンディという靴の由来は、かのアメリカンポップアートの旗手、アンディ・ウォーホルがオーダーした靴だからというのはあまりにも有名な話だ。

アンディ・ウォーホル
このアンディを買ってから、かれこれ一年が経つので、革靴紹介がてら、一年履いてみての感想をつらつら書いていきたい。

デザインはいわゆるローファーだが、高校生が履いているようなポテっとしたデザインのローファーとは違い、シャープでスタイリッシュなデザインはさすがベルルッティといった感じだ。

トゥはスキンステッチ。モカ共々スクエア形状のトゥをしている。

アンディに限ったことではないが、ベルルッティの靴はヴェネチアンレザーを使用しており、パティーヌと呼ばれる染色技術により豊富なカラーバリエーションを誇っている。

私のアンディは濃いパープルにパティーヌされているが、上の写真にあるような鮮やかな青や赤、明るいパープルは履きこなすには相当なファッションセンスが必要だ。結局のところ黒や茶系が間違いない。


ソールには化粧釘でBerltiと打たれている。そして、コバの側面には「B」という刻印が刻まれている。

うーん。なかなか芸が細かい。


ライニングやインソックシートもパープルに統一されている。
ラストについては「Dmesure デムジュール」と呼ばれ、私の足に見事に合っている。デムジュールのサイズ6は程よいタイト感と、それでいて一日中履いていても痛くならないという私的にベストオブベストなラストである。
柔らかな履き心地が特徴のマッケイ製法と相まって素晴らしい履き心地を実現している。
Andy… 色違いで何足かコレクションしたい欲求にかられる。魔靴や。。