今年、初めて一級建築士の学科試験を受けた。
先日、その結果が届いたが、もちろん不合格。結果自体は想定していた通りなのでショックでも何でもないが、自戒の意味を込めて簡単に勉強内容を振り返ってみたいと思う。
まず、勉強を始めた時期は、昨年の二級建築士の合格発表後なので、2014年12月からとなる。
【CONTENTS】
【2014年12月】
勉強用の教材として、過去問ソフトの「合格物語」を購入。79,800円の投資だった。教材を愛用のタブレットにインストール後、一巡目の取り組みを開始した。因みに一巡目は問題を解くのではなく、基本問題(平成3年〜平成18年)の答え(解説)を読むことから始まる。
【2015年1月】
井上書院の法令集(黄本)を購入し、付属のCDを見ながら線引き作業をした。合格物語も引き続き一巡目を取り組んだ。
【2月】
合格物語の一巡目を取り組みながら、平行して既に一巡目の取り組みが終わった科目から二巡目を始めた。二巡目は基本問題だけではなく、直近問題も含めた全問題にマルバツ形式で取り組むようにした。それと付箋付けも二巡目から始めた。
【3月】
合格物語の一巡目と二巡目を引き続き同時進行で取り組んだ。
↑ こんな感じでスマホのカレンダー機能に毎日の勉強記録(何の科目を何巡目で何問やったか…)を付けていた。
【4月】
四月に入ると合格物語だけの勉強法に疑問(不安)を感じ、市販のテキスト&問題集を購入。購入したのは「 日建学院 1級建築士 分野別厳選問題500+125」と「エクスナレッジ ラクラク突破の1級建築士スピード学習帳」となる。
この辺りから市販問題集やテキストと合格物語の間を行ったり来たりと迷走を始める。
このカレンダーを見れば分かる通り4月の半ばで合格物語の勉強がはたと止まっている。
【5月】
ゴールデンウイークに妻と大ゲンカ勃発。親も巻き込み、すわ離婚か⁈ という状態になり勉強に対するモチベーションが激減してしまう。(現在、嫁とは仲直りし普通に生活しています)そして一度失ったモチベーションは回復することなく、このまま本番を迎える事になる。
この12月から4月末までの勉強が、取り組んだ勉強の大半になる。正確な勉強時間は付けていなかったが、一日あたり大体1.5時間として計算(少ないが、実際平均するとそんなものだと思う)すると…約220時間くらいかな。
【6月〜7月】
この一番大事な直前の期間、5月も含めると約三ヶ月間は、ほとんど勉強に身が入らなかった。勉強方法は結局、合格物語に戻ったが、勉強時間は三ヶ月間で50時間弱。一日平均30分しか勉強しなかった。そして本番試験を迎え、案の定、散々たる敗北を喫した。
試験結果は、
- 計画:11/20
- 環境・設備:10/20
- 法規:13/30
- 構造:19/30
- 施工:18/25
- 全体:71/125
トータル勉強時間270時間程度では当然ながら太刀打ち出来なかった。
最終的に合格物語は二巡目の途中で終わった。とてもとても79,800円分勉強出来たとは言えない。
さて、何故今さら今年の一級建築士勉強を振り返ったのかと言うと、やはり来年も受験しようかな…と考え始めたからとなる。来年も合格物語を使うかは分からないが、一つのケジメとして、今年の勉強を振り返ってみた。
【プロフィール紹介&当ブログについて】